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コラム

川端 暁彦の千態万状Jリーグ

2016/11/18 17:19

J3で奮闘する若武者たちが示したU-23チームの4つのメリット(#49)

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11月17日、来季からアスルクラロ沼津が明治安田生命J3リーグに入会することが正式に承認された。元よりJ3ライセンスは既に交付されており、戦績面でもJFLで3位と基準をクリア。「(入会に当たっての)懸念事項は特になかった」と村井 満チェアマンが述べたとおり、すんなりと新しい仲間を迎え入れることとなった。

元日本代表の中山 雅史も所属する沼津は念願のJリーグ入会を果たした
元日本代表の中山 雅史も所属する沼津は念願のJリーグ入会を果たした

またFC東京、G大阪、C大阪のU-23チームが来季も引き続き明治安田生命J3リーグに参加することも承認された。23歳以下の若手選手の試合機会創出を狙い、Jリーグ・アンダー22選抜に代わって今季から始まった試みが、引き続き来季も実施されることとなった。最終節を残した時点でそれぞれ11位、9位、12位と戦績的にはいずれも振るわなかったのだが、まさにその部分にもこの試みの価値を見出すことができると思っている。

U-23チームのJ3参戦は育成の観点から、4つの点でポジティブだったと思っている。1つ目はJ-22選抜とは異なり、「マッチ―トレーニング―マッチ」のメソッドが組めることだ。試合直前に集まって試合後は解散というのでは、試合の中で得た課題を抽出してトレーニングを行い、次の試合に臨むという成長のプロセスを踏めない。そもそも「次の試合」があるかどうかも直前にならないとわからないのだ。これは選抜チーム方式の明確なデメリットだった。この点がクリアになったことだ。

2つ目はもちろん、若手選手たちが定期的な実戦経験を積めたこと。この3クラブの若手選手たちはトップチームで出番がなくとも試合勘を失うことがなかった。10月にはU-19日本代表のアジア初制覇というトピックもあったが、内山 篤監督が「本当に大きかった」と断言していたように、G大阪とC大阪から参加した選手たちがいずれも重要な戦力として活躍。U-23チームの活動が代表チームにも大きなメリットをもたらした。

18歳の堂安(中央)は今季J3で10得点
18歳の堂安(中央)は今季J3で10得点

3つ目はその実戦経験がタフな真剣勝負だったことだ。3クラブに入るような若手選手やユースチームから引き上げられる選手たちは大体がエリート選手である。ただ、J3の舞台には下のリーグからのし上がってきたギラギラとしたプレーヤーもいれば、豊富な経験値を持つ百戦錬磨のベテランもいる。彼らを相手にするのは選手たちが事前にイメージしていた以上にタフだったはずだ。正規のリーグ戦ということで選手のモチベーションはもちろん、勝負にこだわる姿勢も違ってくる。自分自身が「研究される」怖さを感じた選手もいた。これはU-23チームに限定された同質的な(そして勝負より育成優先の)リーグ戦だとしたら、まず体感できないものだろう。矛盾するようだが、真にタフな選手を「育成」するという意味でも、サテライトリーグでは持ち得ないメリットだ。

4つ目は高校生たちに天井の先を見せる場になったことだ。ユースチームに所属して高校生同士で試合をしているだけでは見えてこない自分の課題や弱点を知る場になったし、逆に上のレベルで通用する武器を知る機会にもなった。多くの選手がコンタクトプレーでの成長を実感していると話してくれたが、これも「年長者」と競ったからこそ。またクラブにとっても昇格候補の選手を高校生同士ではない、真剣勝負の場で昇格させるかどうか見極める機会として有効活用することができた。これも確かなメリットだ。

ドルトムントから復帰した丸岡(左)も経験豊富なプロを相手に実戦経験を積んだ
ドルトムントから復帰した丸岡(左)も経験豊富なプロを相手に実戦経験を積んだ

U-23チームの導入にあたって特に心配されていたのはリーグの興行面への悪影響だったが、FC東京が平均2,791人の観客動員を記録するなど決してネガティブには作用しなかった。もちろん決してポジティブとも言えないので、そこは同じリーグで胸を貸したJ3の各クラブには一人のサッカーファンとして感謝したい。次年度も引き続き参加する3クラブは、今季の反省をフィードバックして来季に活かしつつ、より良い選手をトップチームに送り出してくれればと思う。

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