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FUJI XEROX SUPER CUP 2017

水戸
水戸

テーマは「速守速攻」。スピードを生かしたサッカーで上位を目指す

今季のみどころ

昨季、J2が22チームになって以降最高タイとなる13位を記録。さらなる上位を目指して挑む今季も昨季同様「ハイプレス・ハイライン」を合言葉に、前線からのアグレッシブな守備のスタイルを継続する。そして、新たにチームとして目指すサッカーについて西ヶ谷 隆之監督は「速守速攻」と説明。昨季よりもさらにスピードを生かしたサッカーを見せるためのチーム作りが行われている。

特に攻撃面において、昨季以上にスピードを意識したサッカーを見せることとなりそうだ。そのために今季は反町 康治監督から「浅野(拓磨)2世」と呼ばれたスピードスター前田 大然や右サイドのアタッカーとしてJ3のFC琉球で2年間22ゴールを挙げる活躍を見せた田中 恵太、さらに切れ味鋭いドリブル突破を武器とする左サイドのアタッカー外山 凌らスピードを武器とする選手を多く獲得。彼らの持ち味を生かしたスピード感あふれる攻撃が今季の水戸の武器となる。

そして、昨季よりも選手層が厚くなったことも明るい材料だ。毎年のように、主力の多くが他チームに移籍し、一からのチーム作りを余儀なくされていたが、今季はロメロ フランク(→新潟)やソン ジュフン(→新潟)、兵働 昭弘(→甲府)がチームを離れたとはいえ、それ以外の主力を残留させることに成功。そこに新たな戦力が加わり、チーム力を上積みすることができた。特に攻撃陣は特徴の異なる選手が揃っており、戦況や対戦チームの特徴によって選手を使い分けながら戦うことができるだろう。それが昨季との一番の違いと言えそうだ。

Reported by 佐藤 拓也

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