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FUJI XEROX SUPER CUP 2017

横浜FC
横浜FC

勝つための現実的なサッカーで目指すはJ2優勝

今季のみどころ

ミロシュ ルス監督が再登板し、開幕3連敗でスタートした昨季。指揮官の入院、帰国、途中辞任を経て、中田 仁司強化育成テクニカルダイレクターが後任監督に就任してチームを立て直し、一転して秋にはJ1昇格プレーオフ圏に肉薄。結果的には8位で終わったが、浮き沈みの激しいシーズンだった。今季は続いて中田監督が指揮を取り、昨季の「プレーオフ圏内、できれば自動昇格」から、目標を「J2優勝、自動昇格」へと一段階引き上げた。それは2007年以来のJ1復帰へ、クラブを挙げて本気で挑む姿勢の表れだろう。

絶対的エースFWイバら主力の大部分が残り、メンバー的にも戦術的にもベースの部分は固まっており、継続して臨めるのが強みだ。基本的に戦術はシンプルで、ボールを奪ったらまず相手最終ラインの裏を狙うか、前線のイバに預け、全体を押し上げる。それができないときは後ろからつなぎ、ボールを保持して攻める。あるいは、相手のプレッシャーがキツくてボールをつなげない場合は、割り切ってロングボールを蹴る。その順番はどちらでも良い。大事なのは堅守速攻やポゼションといったスタイルそのものではなく、「試合の中で何をするのが有効なのかを選手が判断し、共通意識を持って行うこと」を指揮官は求める。勝つために、極めて現実的なサッカーを、今年の横浜FCは見せていくだろう。

たとえるなら昨季のJ1と天皇杯を制し、クラブワールドカップで準優勝に輝いた鹿島のようなチームが理想。キャンプ地宮崎で行われたニューイヤーカップでは、その鹿島を相手に勝利して優勝を手にした。その手ごたえと自信を胸に、まずは開幕戦、優勝争いのライバルとなる松本をホーム三ツ沢で迎え撃つ。

Reported by 芥川 和久

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