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【J2・J3入れ替え戦 讃岐 vs 長野】プレビュー:運命の第2戦。J2で培った我慢する守りと技術でゲームを支配したい讃岐。対する長野は、状況に応じた攻撃パターンで得点を狙う。(14.12.07)

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残留か昇格か。両チームの命運をかけた入れ替え戦の第1戦は8944人が見つめる中、J2チームとしてのプライドと、J3からの勢いとがぶつかり合う白熱した試合となった。

試合は序盤から讃岐が主導権を握る。これまでと同様、サイドを大きく使う攻撃や素早いカウンターなどから積極的な攻撃を見せ、ゲーム開始早々からペナルティエリア内に攻め込んでいった。

この日先発出場した木島良輔は、ベテランならではの巧みなフェイントと、低く力強いドリブルを武器に何度も決定的な場面を演出。だがフィニッシュがなかなか決まらず、何度も悔しい表情を見せた。さらに42分には、セカンドボールを拾った岡村和哉がミドルシュートを放つもクロスバー直撃と、結局前半は0−0で折り返した。

すると後半は無失点で凌いだ長野がペースを掴む。守りでは最終ラインを3バックから4バックに変更し、木島の動きを止めることに成功。そして攻撃では、フィールドを大きく使ってのサイドチェンジや中盤でのパス回しなど、さまざまなカタチで相手ゴールに迫っていった。

だが讃岐も、高さのあるエブソンや藤井航大の両センターバックや、GKの瀬口拓弥などが必死のディフェンスを見せ得点を許さない。さらに試合終了間際には、長野の宇野沢祐次が放ったシュートが左ポストへ当たるなど讃岐にとってはラッキーな場面もあり、結局第1戦は0−0のスコアレスドローに終わった。

そして迎える第2戦。讃岐の北野誠監督は「リーグ戦と同じようにゼロで我慢しつつ、1点を取るという展開になる。点が取れなくても、我慢して焦れないようにしたい」と、その戦いを見据えた。そしてこの試合では、第1戦で出場停止だった山本 翔平も復帰となり、残留のためには勝つしかない讃岐にとって、ベストな布陣が組めるようになったのもプラスだ。

さらに北野監督は「(第1戦では)前線の宇野沢と勝又が前残りになる場面があったので、そこを注意したい。うちのサッカーをきっちりやればやられない」と語り、シーズン中と同様、讃岐のストロングポイントである守りを固め、その流れを攻撃につなげられるかがポイントになりそうだ。

対する長野は相手にアウェイゴールを許さず、優位な状況で第2戦を迎える。美濃部直彦監督も「0−0という結果は悪くない」と前向きに初戦を振り返った。そして次戦について話が及ぶと「攻撃にも十分にウエイトを置かなければいけない、リスクを掛けていかなければいけないというところが出てくる」と、オフェンスに重点を置くことも示唆した。

チャンスメイクの部分では、第1戦の後半に見せた丁寧につなぐパスやサイドチェンジの活用、さらに松原優吉のロングスローなど、その状況に応じた攻撃パターンが欲しいところ。また、初戦で惜しいシュートを放った高橋駿太や宇野沢祐次はそのリベンジに燃え、相手のブロックを打ち崩せるかも重要となる。

そして守りではカウンターへの対応はもちろん、これまでと同様に3バックでいくのか、あるいは初戦でハマった4バックにするのか。それを決める美濃部監督の采配にも注目が集まる。

12月に入り真冬並みの寒波が日本列島を襲い、当日も非常に寒い中でのゲームが予想される。その寒さが暖かさに変わる来年の春、J2のステージに立っているのは果たしてどちらか。歓声と悲鳴が交錯する第2戦に目が離せない。

以上

2014.12.06 Reported by 小谷秀斗(オフィスひやあつ)
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