明治安田生命Ｊ２リーグは19日に第8節の11試合が行われ、首位千葉は敵地で愛媛に0-1で敗れ、今シーズン初黒星を喫した。一方で、2位の磐田は東京Ｖに2-0で勝利。この結果、磐田が首位浮上を果たした。
開幕から7試合無敗を続け、7シーズンぶりのＪ１復帰に向け好スタートを切った千葉。この勢いを続けていきたいところだったが、この日は愛媛の守備を破ることができずにいると、67分に瀬沼 優司にゴールを許し失点。その後も最後までゴールは奪えず、開幕から8試合目で土が付いた。
一方、ホームに東京Ｖを迎えた磐田は、55分にアダイウトンが決めて先制すると、その4分後にはジェイが決めてリードを広げ、2-0で勝利を収めた。また、Ｊ２昇格1年目で快進撃を続ける金沢も、終了間際の88分に清原 翔平が決めて1-0で勝利し、5連勝を飾った。
この結果、勝点を19とした磐田が首位返り咲き。金沢も同18として2位浮上を果たし、初黒星の千葉は3位に順位を下げた。
3位長崎は、横浜FCと2-2で引き分け4位に後退した。横浜FCは12分、FKの流れから最後は三浦 知良が頭で押し込み先制。三浦はこれが今季2ゴール目となり、自身の持つＪリーグ最年長得点記録を48歳1カ月24日に更新した。先制を許した長崎は、後半に入り梶川 諒太、李 栄直の連続ゴールで逆転に成功したが、食い下がる横浜FCも楠元 秀真が決めて追い付き、勝ち点1ずつを分け合う結果となった。
群馬と対戦したＣ大阪は、フォルランが開始2分にゴールを奪って先制するも、その後小林 竜樹に2ゴールを許し、1-2で逆転負け。岡山はホームで熊本に3-0と快勝し、5位に浮上した。また、大宮も大分に3-0で勝利し、6位に順位を上げている。
札幌は都倉 賢のゴールにより、水戸に1-0で勝利。徳島は相手のオウンゴールで奪った1点を守り抜き、京都を1-0で破って5試合ぶりの白星を手にした。また、福岡と北九州による「福岡ダービー」は、中原 貴之の決勝ゴールによりアウェイの福岡が1-0で制した。ともに連敗中の栃木と岐阜による一戦は、栃木が1-0で制して連敗を3でストップ。一方の岐阜は6連敗と厳しい状況が続いている。
