明治安田生命Ｊ２リーグは8日、第40節の10試合が行われた。
首位の大宮は31分にムルジャの3試合連続得点で先制するも、54分に高橋 祐治のゴールで讃岐に追い付かれ、1-1で引き分け。勝点を80とするに留まった。一方、讃岐は勝点を45に伸ばし、20位以上を確定させた。
3連勝中の2位磐田は、6位の長崎に3分に先制されて出鼻をくじかれたが、17分にアダイウトンの2試合連続得点で逆転。その後はリードを保って4-2の勝利を収め、首位大宮との勝点差を2に縮めた。2連敗の長崎は7位に後退。
濱田 水輝の得点で前半アディショナルタイムに先制した3位の福岡は、後半に酒井 宣福の2試合連続得点などでリードを広げ、群馬に4-0と圧勝。6連勝の快進撃で、首位大宮との勝点差を4とした。
前節、20試合ぶりの勝点3を挙げた金沢は、作田 裕次の2試合連続得点などで、4位のＣ大阪に3-0の快勝。第16節以来となるホームでの勝利を挙げた。敗れたＣ大阪は、他会場の結果によりプレーオフ出場圏内の6位以上が確定した。
5位の愛媛は、白井 康介のＪリーグ初ゴールで京都を1-0と振り切って3連勝を収め、5位をキープ。京都は第26節以来の敗戦となった。8位の千葉と7位の東京Ｖの一戦は、森本 貴幸の古巣から挙げた先制点を守り切った千葉が1-0で競り勝ち、6位に再浮上。
熊本と水戸は1-1、岐阜と岡山は0-0のドローに終わった。
21位の大分は、後半だけでシュート12本の猛攻を見せるも実らず、横浜FCに1-0の惜敗を喫して2連敗。
荒堀 謙次の豪快な一撃で勝ち越しに成功した最下位の栃木は、試合終了直前に北九州の同点ゴールを許して2-2のドロー。2試合連続で後半アディショナルタイムに追い付かれ、21位以下が確定した。
次節、第41節は14日に行われる。
