明治安田生命Ｊ２リーグは14日に第41節の試合が行われ、大宮が大分を3-2で下し、リーグ優勝とＪ１昇格の権利を手にしました。
この優勝について、Ｊリーグの村井 満チェアマンがコメントしています。
■村井 満Ｊリーグチェアマン
「大宮アルディージャの皆さん、２０１５明治安田生命Ｊ２リーグ優勝そしてＪ１昇格おめでとうございます。心より祝福申し上げます。
近年のＪ２は、Ｊ１経験クラブの増加や新入会クラブの躍進にともない実力が伯仲しており、今シーズンも激しい昇格争いが予想されました。そんな中、大宮アルディージャはシーズン序盤から着実に勝ち点を積み重ね、第15節で首位に立って以降、その座を守りきり、見事優勝、そして1年でのＪ１昇格を成し遂げました。勝たなければ優勝の決まらない本日の試合、終了間際の逆転劇は、クラブを支えるすべての方々のこの試合にかける執念のような思いを垣間見た瞬間でした。
渋谷監督の指導のもと、力をつけてきた若手選手の活躍とそれを支えるベテラン選手達の安定したプレーがチームの強さを盤石のものとしていた印象があります。また、チームの特色である安定した守備力をベースに前線の選手たちが大活躍し、リーグ屈指の攻撃力で相手チームを圧倒する試合が随所に見られました。Ｊ１昇格により来年はファン・サポーターが楽しみにしているであろう伝統の「さいたまダービー」が復活し、埼玉の地がサッカーを通じてますます盛り上がることでしょう。
今シーズン最後までファイト溢れる戦いを期待するとともに、このままの勢いで来季Ｊ１のステージでのさらなる飛躍を期待しています」
