一昨日開催された明治安田生命２０１５Ｊリーグチャンピオンシップ準決勝の試合終了後、一部SNS上にガンバ大阪のパトリック選手に対する差別的と思われる投稿がありました。
この件に関し本日、投稿者本人が所属する高等学校より、パトリック選手に対する反省と謝罪の意の申し出がありました。Ｊリーグはただちにガンバ大阪に状況を報告し、パトリック選手にもこの申し出がただちに伝えられました。
パトリック選手は既に大勢の方々からの励ましの声を受け、現在の心境は落ち着いております。同時に、今後の練習と試合に集中したいという意向を強く持っております。投稿者本人の深い反省と謝罪の意は、パトリック選手は十分に理解し、受け入れております。
投稿者本人は、浦和レッズおよびガンバ大阪、Ｊリーグに対しても謝罪の意を表明しておりますが、未成年でもありますので、報道関係者の皆様におかれましては諸事情ご高察のうえ格別なご配慮を賜りたくお願い申し上げます。
なお本件は、スタジアム外で発生した事象であり、Ｊリーグによるクラブへの処分はありません。
Ｊリーグは引き続き、広く社会に向けて差別撲滅の啓発活動を継続してまいります。
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
浦和レッドダイヤモンズ株式会社
株式会社ガンバ大阪
