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2015年12月19日(土) 21:26

【レポート:Jリーグインターナショナルユースカップ AZvs名古屋U18】質の高いサッカーで名古屋がAZに快勝、大会2位の座を勝ち取る

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【レポート:Jリーグインターナショナルユースカップ AZvs名古屋U18】質の高いサッカーで名古屋がAZに快勝、大会2位の座を勝ち取る
組織的に攻守で連動し、前線のタレントが融合する名古屋のサッカーはインパクトを残した

南長野運動公園総合球技場で行われた2015 Jリーグ インターナショナルユースカップ第3日、AZアルクマールと名古屋グランパスU18の一戦はJユースの実力を見せつける内容とスコアで名古屋が勝利し、2位の座を確保した。

名古屋はAZのシステムが中盤ダイヤモンドの4-4-2だったことを受けてサイドバックが高い位置取りでボールを持ち運び、序盤から前線に効果的なパスを配球した。前線にはプロ入りが決まっているFW杉森 考起、FW森 晃太、FW北野 晴矢の3選手が控えており、彼らは複数名で囲まれても確かな技術とスピードで局面を打開していった。

開始8分、杉森からのパスを受けて森が先制点を奪うと、その後も攻撃の勢いを緩めることなくAZ陣内でサッカーを展開し、ボールを失った局面では前線からハイプレッシャーをかけてそのまま敵陣でボールを奪い返す場面を度々作った。

名古屋の高田 哲也監督は「前半の早い時間で勝負を決めておかなければいけない試合だった」と振り返ったが、攻守で連動した組織的なサッカーに前線のタレントが融合する名古屋のサッカーを前にAZは反撃の糸口すら見出すことができない。

コーエン スタン監督から「特に今日の名古屋は予想していた以上にレベルが高かった」という言葉も飛び出したAZは名古屋の猛攻を止めるべく前半の途中で中盤の陣形と選手の配置を変えたが、戦況を変えるまでには至らず。45分には森の強烈なミドルシュートをGKがかろうじて弾くも、こぼれ球をDF池庭 諒耶が頭で押し込み追加点。

森は相手の戦術の逆手をとった攻撃でしっかりと結果を残した
森は相手の戦術の逆手をとった攻撃でしっかりと結果を残した

2点リードで迎えた後半、AZは5選手を交代して巻き返しをはかるが、やはり名古屋が終始攻め込む展開となり64分に森がダメ押しとなる3点目を奪う。「ギャップでボールをもらうのが得意な形ですけど、今日の相手はガッツリときたので後ろ向きでボールをもらうのではなく、前向きでもらってから仕掛ける意識でプレーしました」と森が説明した通り、後半の名古屋はイライラを募らせてボールホルダーに突っ込んでくるAZの逆手を取って効果的にDFライン背後へのロングボールやサイドチェンジを使って攻撃した。

すると今大会限定でチームに呼び戻された杉森も違いを見せつけるプレーを披露するようになる。高田監督から「微妙なんだけれどちょっとズレがあった。彼も背後に走りこむのではなくて足元にもらう傾向があったので攻撃で詰まることが多かった」と指摘されていた杉森だが、後半は動きながら足元ではなくスペースやDFラインの背後でボールを受ける回数を増やし、攻撃を牽引した。その成果として91分には今大会2得点目となるゴールを決めて試合を締めくくった。

後半から出場したAZのMFジュリアン ナックは試合後、「正直、日本に来るまで日本のサッカーがここまでのレベルだとは思っていなかった。今日の名古屋も本当に組織的なサッカーで僕たちは何もできなかった。悔しさしかない」と話した。2015年のオランダ最優秀クラブ賞(プロ部門)に選ばれたAZにここまでのインパクトと4点差での勝利という屈辱を与えた名古屋だが、選手たちは現状に満足していない。

大会で2得点を挙げるも、個人的にはもっと頑張らないといけないと話す杉森
大会で2得点を挙げるも、個人的にはもっと頑張らないといけないと話す杉森

久々に同年代の選手とプレーした杉森は「ユースに戻ってきたからには違いを見せたり、トップでやっている選手としてのプレーを見せる必要がありましたが、大会を通じてそこまでできなかった。最後はいい終わり方でしたが、個人的にはもっと頑張らないといけません」と述べる。ヴァンフォーレ甲府入団が決まっている森も「海外のチーム相手に日本の強さは示せたのかなと思いますが、リベンジしなければいけない浦和相手に敗れてしまったので悔しい大会となりました」と悔しさを口にする。

最後に高田監督は今大会をこう総括した。「願わくばもっといいコンディションでできれば良かったですけど、初めから完璧な大会などあるわけがありません。国内で国際経験を詰めるこういう大会ができたのは大きいし、これをいいきっかけとしてJリーグ、Jユースがもっと発展していければいいですね」。Jユースカップのリベンジを果たすことができず浦和レッズユースに優勝を持って行かれた名古屋グランパスU18だったが、質の高いサッカーと海外クラブへのインパクトはしっかりと示すことができた今大会だった。

[文:小澤 一郎]

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