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決戦に向けて 17日間のインターバルで最高の準備を【浦和練習レポート:明治安田CS】

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2016年11月24日(木) 13:09

決戦に向けて 17日間のインターバルで最高の準備を【浦和練習レポート:明治安田CS】

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決戦に向けて 17日間のインターバルで最高の準備を【浦和練習レポート:明治安田CS】
万全の態勢で決勝に臨むべく、大学とのトレーニングマッチを行うなど着々と準備を進めている

浦和レッズは11月29日の明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ決勝の第1戦に向けて精力的にトレーニングを積んでいる。

11月12日の天皇杯4回戦・川崎フロンターレ戦は惜しくもPK戦の末に敗れた。浦和はここで3日間のオフを設けて完全休養に務めた。2016シーズンも終盤に差し掛かり、選手たちの疲労が顕著だったからだ。またGK西川 周作とDF槙野 智章は日本代表に招集されてロシアワールドカップ・アジア最終予選を戦っていた。万全の態勢で究極の一戦に臨むには、ここで一息つく必要があった。ミハイロ ペトロヴィッチ監督はチーム全体のコンディションを見極め、17日間に渡るインターバルを有効活用すべく思案している。

それはオフ明けからのスケジュールにも表れている。まず、再始動から2日後の11月18日に流通経済大学とのトレーニングマッチを実施。この日は日本代表の西川と槙野がチームに再合流したばかりで別メニュー調整、他に関根 貴大、大谷 幸輝が軽度の負傷で欠場、ズラタンが家庭の事情で母国へ帰国していたが、その他の選手たちは関東大学サッカーリーグ所属の強豪を相手に実戦感覚を養い、調整に務めた。そしてチャンピオンシップ決勝第1戦を一週間後に控えた11月22日には明治大学とのトレーニングマッチを組んだ。このゲームでは西川、槙野が共に実戦へ復帰し、ケガが治癒した関根、日本へ帰国したズラタンも元気に試合出場を果たした。日本代表のゲームに出場できなかった槙野は、明治大学とのトレーニングマッチ後にこうコメントしている。

実戦感覚を取り戻しつつ、チーム内にいい雰囲気を作れればと話す槙野
実戦感覚を取り戻しつつ、チーム内にいい雰囲気を作れればと話す槙野

「(練習試合で90分プレーしてみて)良かったと思います。体力面もそうですけど、ゲーム感覚においては1週間離れると少し感覚が鈍ってしまうので、90分プレーできたことと、チーム状態を知ることができたのはポジティブな面かなと思っています」

また、公式戦の間隔が空くことによる懸念については、槙野自身も注視しているという。
「難しさはあると思います。僕自身、代表チームに行って2試合とも出ていませんし、天皇杯も出ていないので、チーム内で一番実戦から遠ざかっている状態だと思います。早くゲーム感覚を取り戻すことと、リーグ戦と同じようにチーム内にいい雰囲気を作ること。それを早くチームの中で作り上げられればといいかなと思っています」

チームは明治大学とのトレーニングマッチ翌日にダウントレーニングを行い、当日に行われたチャンピオンシップ準決勝の川崎Fvs鹿島を観た。決勝の相手が鹿島に決まった瞬間に、チームは決戦モードへと移行したはずだ。『眼前の敵』を見据えて、浦和は着々と力を蓄えている。

(取材・文・写真/島崎 英純)

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