2日に始まった宮崎ラウンドに続き、5日に『２０１７ＪリーグDAZNニューイヤーカップ』の鹿児島ラウンドが幕を上げる。
このラウンドに参加するのは、ジュビロ磐田、ロアッソ熊本、ギラヴァンツ北九州、鹿児島ユナイテッドＦＣの4チーム。Ｊ１＝１チーム、Ｊ２＝１チーム、Ｊ３＝２チームという構成で、地元の鹿児島を含め、九州から3チームが参加しているのが特徴的だ。
注目チームはやはり磐田になるだろう。今オフの“ビッグディール”として話題を集めた中村 俊輔が、新たなユニホームに袖を通して、いかなるプレーを見せるのか。磐田ファンならずとも、興味深いトピックとなるはずだ。
その磐田は初日の第2試合で熊本と対戦。ともに選手が大きく入れ替わったなか、チームとして機能するのはどちらのチームか。とりわけ熊本とすれば、格上との一戦になるだけに、ベストメンバーで臨み、手応えを掴みたいところだろう。
1試合目は鹿児島が北九州を迎え撃つ。今季より同じカテゴリーに属される両者の激突は、シーズンを占ううえでも重要な一戦となる。ともに新監督を迎え、新たなスタイルを模索するなか、成果を手にするのは果たしてどちらのチームか。
2日目は鹿児島vs熊本、北九州vs磐田のカードが組まれている。鹿児島にとっては上のカテゴリーのチームと対戦できる絶好の機会。三浦 泰年監督が標榜する攻撃スタイルは、熊本の堅守に果たしてどこまで通用するのか。
北九州の原田 武男新監督にとっても大きなチャレンジとなる。思い描くサッカーを、磐田相手に機能させられるかどうか。シーズンに向けて自信を得られる戦いを実現したい。
最終日は熊本と北九州、磐田は鹿児島と対戦。昨年の大会では全勝優勝を果たした磐田の2連覇なるか。それとも九州勢が意地を見せるのか。要注目のラストラウンドとなりそうだ。
