各月のリーグ戦において、最も優れたゴールを表彰する「月間ベストゴール」 8月度の受賞ゴールは、2ndステージ第9節(8/29)横浜F・マリノスvs浦和レッズにおいて、28分に中村 俊輔選手(横浜F・マリノス)が決めたゴールに決定いたしました。本ゴールは、ファン・サポーターによる一般投票と、スポーツ・サッカーメディア関係者からの推薦によりノミネートされた12ゴールからの受賞となります。なお、中村選手は本賞初となる2ヶ月連続での受賞となります。
受賞した中村選手のゴールは、年間で最も優れたゴールに与えられる「年間最優秀ゴール賞」のノミネートゴールとなります。「年間最優秀ゴール賞」は12月に行われる2015Jリーグアウォーズにて表彰いたします。
■2015明治安田生命J1リーグ 8月度月間ベストゴール 受賞ゴール
中村 俊輔 選手(横浜F・マリノス)
2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第9節 8月29日
横浜F・マリノス vs 浦和レッズ (日産スタジアム) 28分の得点
<Jリーグ選考委員会による総評>
●技術的な観点から
7月もフリーキックでのゴールを決めており(同月のベストゴール受賞)、相手にも警戒されている状況、対するGKは日本代表の西川周作選手という難しい条件の中、相手との駆け引きを制し、決めたゴールである点に大きな価値がある。シュートの質については完璧と言わざるを得ない。相手の壁がジャンプした上を絶妙に通すコース選択、GKのセーブが追いつかないボールスピード、変化の幅とキレ、すべてがハイレベルであり、非の打ち所のない美しいゴールであった。
●チーム戦術的な観点から
2ndステージも中盤に差し掛かり、ステージ優勝、チャンピオンシップ出場権獲得争いがヒートアップするなか、今季順位でも上を走る浦和を相手に4得点を挙げ、順位を6位まで押し上げる原動力となった一発であった。また、チームとして試合序盤から速い攻撃を仕掛け、相手チームのファウルを誘発させたことが、このゴールの伏線にある。「練習でも最近はよく当たっている」と話す中村選手のコンディションを見極め、チームプレーで奪ったゴールだったと言える。
■8月度 その他のノミネートゴール一覧
●ベストゴール以外で特筆すべきゴール
ハモン ロペス選手(ベガルタ仙台) 2ndステージ第6節(vs松本/89分)
チーム全体の守備で相手選手を囲い込んでボールを奪ったチームの戦術と、遠い距離からゴールを狙う思い切りの良さと絶妙なコースにスピードをつけ放ったシュートの技術が相まった見事なゴールであった。
塩谷 司選手(サンフレッチェ広島) 2ndステージ第8節(vs新潟/60分)
味方選手からの予測できないパスにも瞬間的に合わせ、小さく踏みかえながら鋭いシュートを決めたコントロールの高さがうかがえた。
■受賞選手の表彰について
月間ベストゴールを受賞した選手は、ホームゲームの試合会場にて表彰されます。表彰プレゼンターはスカパー!にて募集いたします。詳しくはスカパー!ホームページをご確認ください。(検索は「スカパー ベストゴール」)
https://my.skyperfectv.co.jp/enq/index/item/E010383/tmpno/0004
■参考:2015明治安田生命J1リーグ 月間ベストゴール一覧
■参考:2015明治安田生命J1リーグ 月間ベストゴール概要
○選考対象
2015明治安田生命J1リーグの全ゴール (※2014年実績:774ゴール)
○選考者
ファン・サポーター、スポーツ・サッカーメディア関係者、Jリーグ選考委員
○選考方法
(1)ファン・サポーターによる一般投票(インターネット)
明治安田J1各試合終了時より、当該節の全ゴールを対象にファン・サポーターの一般投票(インターネット)によりノミネートゴール(各節上位3ゴール)を決定。結果はスカパー!Jリーグマッチデーハイライト番組にて発表。
※インターネット上で公開
(2)スポーツ・サッカーメディア関係者からのノミネートゴール推薦
毎月、J1全ゴールを対象にメディア関係者からの推薦によりノミネートゴールを决定。
(3)Jリーグ選考委員による選定
上記(1)(2)の全ノミネートゴールの中から、Jリーグ選考委員が月間ベストゴール(1ゴール)を決定。結果は、プレスリリースにて発表。
※インターネット上で公開
※選考委員:Jリーグ 中西 大介常務理事、平野 孝氏
○ノミネート
月間ベストゴールに選ばれたゴールは自動的に「年間最優秀ゴール賞」のノミネートゴールとなる。「年間最優秀ゴール賞」は12月に行われる2015Jリーグアウォーズにて発表・表彰。