試合環境の創出
一人でも多くの優秀な選手を輩出するためには、育成年代の試合環境の整備が必須です。
Jリーグは、従来の種別(2種、3種、4種)の大会に加え、1歳ごとの年齢別のリーグ戦や、大会を実施するなど、きめ細か い試合環境の創出に取り組んでいます。
Jユースカップ
トップチームに最も近い存在である18歳以下の選手に実戦の場をつくるためだけでなく、トップの強化につなげることも視野に入れています。
また、2010年大会より、決勝当日の表彰式後、ポストマッチファンクション(交歓会)がスタジアム内にて開催され、両チームが、審判団ならびに大会関係者への敬意を表し、互いに健闘をたたえあい交流を深めました。Jリーグでは、このような交流を通じて、育成年代の選手たちが相手チームや大会を支えてくださる方々へのリスペクトの精神を持ち、選手として人間として成長することを願っています。
FUJI XEROX SUPER CUP NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
U-18世代に試合機会や活躍の場を提供することで、日本サッカー界の活性化に寄与することを目的としています。
JリーグU-14、U-13の実施
Jリーグでは、各年代の選手に対して定期的なゲームの環境を整備することで、タレントを埋もれさせず、次のカテゴリーへ送り出す選手のレベルアップを計るべく、2007年からJリーグの公式試合として、「JリーグU-13」を、2008年から「JリーグU-14」を開催しています。
サッカーを楽しみ、将来はJリーグの選手、そして世界を目指す夢を持つ子ども達のために、今後も年代別のリーグ戦を拡大していく予定です。
【Jリーグ U-14、U-13 】
全国で地域ごとにグループをつくり、4月から12月までの期間でリーグ戦を実施。参加チームはJクラブのアカデミーの他、地域クラブや中学校のチームも含まれます。
*2012年 U-14:49チーム/ U-13:120チーム
JリーグU-16チャレンジリーグの開催
(2011年は東日本大震災の影響で開催中止)
2013年は3月に開催し、茨城、静岡、大阪の3会場に分かれて行い、J1・J2の40 クラブにFC町田ゼルビアを加えた合計41クラブが参加しました。
国際試合およびトレーニング環境の推進
2005年より、Jクラブのアカデミーに所属する育成年代の選手に、国際試合の経験を通じた競技力の向上と、海外文化に触れたり現地の人々との交流を通じて豊かな人間性を育むことを目的に、選抜チームによる海外キャンプを実施しています。
また、ポテンシャルの高い選手同士でのトレーニングや試合を通じて選手に刺激を与え、サッカーの新しい考え方への「気づき」の機会とするために、選抜チームによる国内でのトレーニングキャンプも行っています。
また、U-14は2010年、U-13は2011年より、ポテンシャルの高い選手同士でのトレーニングや試合を通じて選手に刺激を与え、サッカーの新しい考え方への「気付き」の機会とすることを目的に、選抜チームによる国内でのトレーニングキャンプも実施しています。
Jリーグ選抜海外キャンプ
2012年は、U-13がタイ、U-14が中国、U-15がブラジル、U-16が韓国でキャンプを実施しました。
- 海外キャンプ(U-13/タイ)
- 海外キャンプ(U-14/中国)
- 海外キャンプ(U-15/ブラジル)
- 海外キャンプ(U-16/韓国)
アカデミープレーヤートレーニングキャンプ(U-14、U-13 )
2013年は4月にU-13、6月にU-14のキャンプをそれぞれ大阪で開催します。将来Jリーグそして世界で戦える選手をJクラブからの推薦をもとに55名選抜して、トレーニングおよびゲームを実施します。
Jリーグアカデミーカルビーグローバルチャレンジ
本プログラムでは、2012年7月にスウェーデンで開催された「Gothia Cup 2012」に、2011Jリーグ最優秀育成クラブ賞受賞の東京ヴェルディユース(U-16)が、Jリーグアカデミー代表として参加しました。
※2009年より「最優秀育成クラブ賞」を設立し、定量的にトップチームに選手を輩出し、それらの選手が活躍していること、指導者を含む育成環境が整っていること、ユース年代の大会の成績などを考慮して、年間1クラブをJリーグアウォーズにて表彰しています。