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【J1:第24節 大分 vs 名古屋 レポート】シャムスカ新体制で2連勝! 前節4得点の名古屋を完封して、大分が16位に浮上。(05.09.18)

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9月17日(土) 2005 J1リーグ戦 第24節
大分 2 - 0 名古屋 (16:00/熊本/12,683人)
得点者:'62 高松大樹(大分)、'89 マグノアウベス(大分)
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「落ちるところまで落ちたので、やるしかないという気持ちだった」
試合後のインタビューで大分・高松がこう話した。その言葉通り、ピッチからは、大分イレブンの溢れ出す闘志が伝わってきた。それは、前節4−0で柏を下し、波に乗っているはずの名古屋を上回っていた。

先制ゴールを決めたのは、その高松だった。0−0で迎えた後半17分、ボランチのトゥーリオからのパスを受けた、FWマグノ アウベスが切り込み、左サイドからクロスをあげた。そのボールを受けたFW高松が相手DFを交わし、落ち着いて左足でゴールに叩き込んだ。その瞬間、大分から熊本県民総合運動公園陸上競技場に駆けつけた、たくさんのサポーターから歓喜の声が沸き起こった。自動降格圏内から抜け出せず、チームの経営状態も危機に直面し、がけっぷちに追い込まれていた大分のサポーターにとっては、何より見たいゴールだったに違いない。
大分は立ち上がりから、激しいプレスと積極的な攻撃で相手に隙を与えなかった。「前半はケジメをつけるチャンスがたくさんあったのに、ここで決められなかった。中盤からペースがおかしくなり、後半は大分にがっちりマークされてミスが多くなった。ウチの運動量よりも大分のほうが勝っていた」と試合後の記者会見で名古屋のネルシーニョ監督が語ったように、名古屋のゲームメーカーのMF藤田をMFエジミウソンが、2試合連続2ゴールを挙げて好調のFWルイゾンにはDF三木がマンマークし、相手のミスを誘い、スペースを与えなかった。

高松のゴール後も大分の勢いはおさまらなかった。今までの大分であれば、後半は運動量も失速し、先制していても「逆転されるのでは」という不安感がいつも付きまとっていた。だが、今日の大分からは、そんなマイナスの要素は全く感じられなかった。今までの連敗の悔しさを払拭するように、先制点後はさらに大分ペースになり、リズムに乗った。そして試合終了間際の後半44分、途中交代のFW木島からのセンタリングをFWマグノ アウベスが落ち着いて決め、新生大分をアピール。2−0で、前節に続き勝ち点3を手にした。

「今週は主にメンタル面をケアした。10試合以上勝ってなかったので選手のモチベーションは下がっていた。大分にはいい選手がたくさんいるので、自信持ってやれば結果がついてくる」(シャムスカ監督)「リスクを冒しても、ミスを犯しても自信を持っていこうと監督から言われていたので思いっきりやりました」(DF深谷)
暗く長いトンネルから抜け出した大分には、まだまだ課題はたくさんある。残り10試合。16位に浮上したとはいえ、これからが本当の残留をかけての戦いとなってくる。来月には、ホームの大分で「2005JOMOオールスターサッカー」が開催され、地元はサッカーのお祭りムードで騒がしくなる。その日まで少しでも多くの勝利を積み重ね、新生大分を全国のサッカーファンにアピールしたいところだ。


以上

2005.09.17 Reported by 森田みき
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