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【J1:第24節 横浜FM vs F東京 レポート】両チームとも、得点機を生かせずにスコアレスドロー。試合終了間際には、F東京ルーカスが接触プレー後に救急車で運ばれる緊急事態。(05.09.18)

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9月17日(土) 2005 J1リーグ戦 第24節
横浜FM 0 - 0 F東京 (19:04/日産ス/33,614人)
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後半、5分のロスタイム表示が掲げられようとしたとき、右サイドでクロスを蹴ったF東京・石川が倒れてヒザを負傷。F東京が10人での戦いを強いられた直後のことだった。横浜FMのクロスからの連続攻撃に、クリアに向かったジャーンとぶつかったルーカスが突如動けなくなった。両チームの選手からはすぐにバツ印がジェスチャーで示され、チーム関係者があわただしく行き交う。やがてコーナーフラッグが抜かれ、赤いランプを点滅させつつ救急車がピッチに姿を現して、ルーカスを乗せて行った。
 このシーンで胸を締めつけられたのは、ジャーンの悲しみを振り絞るような表情だ。罪の意識や悔恨。だが、これは不慮の事故。鍛えて節制している者同士の接触プレーが、これほどの肉体的ダメージを与えることは、まずない。何かが、不運な何かが巡り合って作用してしまった。ジャーンの痛みを癒してくれるもの。それはルーカスの復活とサポーターの労わりだろう。
 
試合再開後、ロスタイムが十分残っていたにもかかわらず、終了のホイッスル。「お互いに、もう攻め合う気になどなれなかった」(岡田監督)。「レフェリーの判断は正しかった」(原監督)。この結末で、スコアレスドローとなったゲームだが、それまでの内容は、なかなかエキサイティングなものだった。

 前半、決定的なシーンこそ少なかったが、両チームともに持ち味を披露している。F東京はボールを前に運ぶスピード。3バックのサイドのスペースを狙って、戸田と鈴木規が飛び出す。横浜FMはリスクマネジメント。F東京のカウンターを浴びないためには、無理をせず、迷ったら戻すつなぎを選択肢の上位においていた。
 チャンスの量は差異がつかなかったものの、質ではF東京か。11分には加地のロングシュート。低く鋭い弾道には、代表での自信が漂っていた。さらに16分の鈴木規が深くえぐってのクロス。これは奥が懸命にクリア。43分には左CK。榎本達がパンチするも短くF東京選手に当たる。このカードでは、こういう些細なミスをF東京が逃さずフィニッシュして、かさにかかって勝負を決める展開が多い。しかし、この場面は何とかディフェンスがクリア。しのいだ。
 
 後半は横浜FMも形をつくる。49分、上野、坂田とつないでドゥトラへ。ドゥトラは、ワンポイントだけタイミングを遅らせて、柔らかいカーブを右ポスト付近へ。これにグラウと上野が飛び込んでヘディングシュートを狙ったがミートせず。69分にはF東京、この試合最大のチャンス。ヘッドで競りワンバウンドしたボールに戸田が走り勝って追いつきGKと1対1。キーパー頭上へふわりと浮かせたが、ボールは僅かに上に外れてネットに乗っかった。
 72分には倒れた選手がいたのにボールを出さないことに端を発して両チームともにエキサイト。3分間ほど中断する。その後、両者とも選手交代し、オフェンスを応酬するもディフェンスを崩せず、時間が過ぎてスコアレスドローとなった。
 
 救急車がルーカスを乗せる間、沸き起こったルーカス・コール。横浜FMサポーターからも拍手が送られる。重なる想い。同じリズムと旋律が、両者の次の対戦でも起こってほしい。


以上

2005.09.17 Reported by 池田博人(インサイド)

◆ルーカス選手の検査結果については、F東京からのリリースをご覧ください。
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