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【代表4連戦!:日本代表 キリンカップ コロンビア代表戦プレビュー】中村俊輔、高原、稲本、中田、の欧州組4人衆が先発へ。FIFAランク上位のコロンビア相手に大きな前進を見せたい日本代表(07.06.04)

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●キリンカップサッカー2007〜ALL FOR 2010!〜
第3戦 2007年6月5日(火)19:20キックオフ/埼玉
日本代表 vs コロンビア代表
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テレビ朝日系列にて19:13〜21:16全国生中継!!
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 3日のモンテネグロ戦(松本)で卓越した個人技と戦術眼、創造性を示したコロンビア。さすがはFIFAランク26位の強豪国だ。オシム監督が以前から熱望する強いチームとの対戦だけに、同ランク44位の日本の「真の実力」を図る絶好の機会になるだろう。3連覇のかかるアジアカップ前最後の調整の場にもなる一戦には、中村俊輔(セルティック)、高原直泰、稲本潤一(ともにフランクフルト)、中田浩二(バーゼル)の欧州組4人衆が揃って先発する可能性が高まった。彼らが加わることで、これまで積み上げてきた「人とボールの動くサッカー」がどんな化学変化を起こすのか。オシムジャパン初タイトル獲得の目標も達成し、今後のチーム強化に大きな弾みをつけたいものだ。

 4日夜、埼玉スタジアムで行われたキリンカップ最終戦を控えた公式練習。オシム監督は戦術確認の中で、川口能活(磐田)、DF(右から)駒野友一(広島)、中澤佑二(横浜FM)、水本裕貴(千葉)、中田浩二という顔ぶれを守備陣のレギュラーに据えた。途中で水本と阿部勇樹(浦和)が交代したものの、この中からスタメンが選ばれるのは間違いないだろう。坪井慶介(浦和)が左内転筋痛で離脱してしまい、最終ラインの組み合わせ変更が起きることになったが、誰が出ても臨機応変な対応が求められる。

 一方の攻撃陣は中村憲剛(川崎F)、稲本、遠藤保仁(G大阪)、中村俊輔、高原、巻誠一郎(千葉)の6人がまず主力組に入った。途中で巻と鈴木啓太(浦和)が交代し、高原を1トップに置いて中盤を5人にする形も試された。いずれにしても、指揮官がこれまで「ジョーカー」と位置づけてきた欧州組4人衆が揃ってピッチに立つことが、ほぼ確実になったのだ。

 高原はオシムジャパン3試合目となるが、中村俊輔は3月のペルー戦(横浜国際総合競技場)に続く2試合目、稲本と中田浩二は初めてのゲームとなる。モンテネグロ戦では昨夏のチーム発足時から数多くの公式戦と練習で戦術理解を深めてきた鈴木、遠藤らが出場。非常に連動したパス回しを見せた。オシム監督下での試合経験が少ない欧州組が一堂にピッチに立つことはかなりのリスクも伴う。それでもあえてピッチに送り出すところが、指揮官の期待の表れだろう。今まで積み上げてきたものに刺激を与える結果になれば理想的。このトライは今後を占ううえでも非常に興味深い。

 チーム戦術と個性のバランスをいかに取るか…。それは欧州組共通のテーマでもある。中村俊輔を例に挙げると、彼は本来、ボールを持ちながらリズムを作ったり、攻撃に変化をつけたりするのが得意な選手。しかし今の代表はシンプルなパス回しで攻めを組み立てる戦術を重視する。このため、彼も練習試合では自分を押し殺してもチームに合わせようとする献身的な姿勢を前面に押し出した。しかし明日は公式戦。「まだ1試合しかやっていないんだし、思い切りやって後から何かを言われた方がいい」とチャレンジ精神でのぞむという。

 欧州で結果を残している選手たちにはそれぞれ持ち味がある。そんな特徴を出さずにチーム戦術に埋没してしまうのでは、オシム監督としても彼らを招集する意味がない。稲本にしても、中田浩二にしても、まずはチーム戦術を尊重しながらも、出すべきところでは自分を出していい。チームのレベルを一気に高めるためにも、彼らには思い切ったプレーを見せてほしい。

 日本に立ちはだかる対戦相手・コロンビアは予想以上にレベルの高いチームだ。ピント監督に名指しで「いい選手」と評された駒野は「少ないタッチ数で前線をかく乱してくる。2列目からの動き出しも素早い。その動きにしっかりとついていって、相手のよさを消すことが大事」と試合のポイントを簡単に説明していた。まずは相手がどう戦ってくるかを短時間で見極め、それにあった最良のバランスを見出すこと。日本の戦いはそこからスタートする。

 DFコルドバ(インテル=2番)やDFアマラント・ペレア(アトレティコ・マドリード=14番)、FWエディソン・ペレア(ボルドー=7番)などは欧州名門クラブに所属する。「欧州でプレーする選手の数は日本の倍はいる。クオリティが高いことははっきりしている」とオシム監督も強調。苦しいゲーム展開を覚悟しているようだった。

 相手の基本布陣は4−4−2。特に中盤の分厚さには警戒が必要だ。ボランチのバルガス(6番)は運動量豊富で前線まで上がってチャンスを作れるし、フェレイラ(8番)はドリブルで一気にゴール前まで局面を打開できる。「相手の8番をマークするためにワンボランチにするかもしれない」と中村俊輔も話していた。その場合、大役を担うのは稲本だろう。「新しい代表でいいスタートを切りたい」と話す彼の守備力には期待大である。
 そして最後はフィニッシュだ。高原がモンテネグロ戦で挙げたような完璧な崩しからの得点が出れば、日本は間違いなく勝てる。欧州組4人は決定力も兼ね備えているだけに、得点に直結する仕事を見せてほしい。
 オシムジャパンにとって埼玉での試合は初めて。より多くのサポーターの後押しが、埼玉初勝利、そしてチーム初タイトルにつながる。明日は当日券もわずかに販売される予定なので、より多くの人にスタジアムへ足を運んでもらいたい。

以上

2007.06.04 Reported by 元川悦子
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