8月16日(木)J2 第34節 鳥栖 vs 東京V(19:00KICK OFF/鳥栖)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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「マイボールの間は、シュートを打たれることは無い」
トータルフットボールを確立させた1974年オランダ代表の中心選手ヨハンクライフの言葉である。ボールをポゼッションしている間は攻撃であり、確かにシュートを打たれることは無い。
「全員で一生懸命つないで、1点を取る」
鳥栖を取材している時に頻繁に聴かれる言葉である。しかしながら、相手が「つなぐ」ことにおいて一枚上手の時には通用しない。それが、第33節対湘南戦(雷雨警報のため前半で中止)であった。起点となるアジエルをマンマークで抑える作戦に出た。これも「シュートを打たれない」策の一つである。
前節のアウェー山形戦。「前線からボールにプレッシャーをかけて奪ったボールを早く前線につなぐ」ことを徹底した。これも「シュートを打たれない」策の一つである。
どちらが今節の東京V戦に有効な作戦であろうか?東京Vには、起点となりフィニッシャーとなるフッキがいる。ベストパートナーのディエゴもいる。前節、対水戸戦ではこのホットラインで先制点をあげている。左サイドには服部がその存在感を示し、前線では船越が常にゴールを狙っている。このコンビは、追加点を奪う活躍を見せた。東京Vの攻撃の起点は1箇所ではないことを前節に証明している。
抑えるべき起点が多いだけに鳥栖の岸野監督の苦悩は計り知れない。でも、岸野監督は「相手をゼロに抑えれば勝機はある」ことが分かっているからこそ、第3クールに入って様々な形を試みてきた。その真骨頂を今節の東京Vで見ることができるだろう。そのために多くの選手を色々な形で起用し、その可能性を試合で見せてきた。
高さのある柴小屋は、第9節からその実力を示してきた。日高は第12節から左右のサイドDFに入り、前節までフル出場を続けている。その第12節の東京V戦では、フッキを見事に押さえ込んだ。第25節からの清水は、その展開力を如何なく発揮している。第29節からは、ルーキー野崎が度々相手DFを切り裂いている。どのような相手でも、相手を押さえ込みシュートを打てる体勢は整ってきた。
その中心には、ユンジョンファンがいる。彼にボールが入ると、FW藤田と新加入のキムシンヨンはゴールに向いて走り出している。FWだけではない。サイドMFとDFまでもがスペースを見つけボールを受けるべく走り出している。前節は、この動きで先制点と追加点をあげることができた。
今節の鳥栖はどちらの顔を見せてくれるのだろう。相手の起点をマンマークで抑えるのか・・・全員で網を張ったごとくプレッシャーをかけるのか・・・そこをスタンドで確かめて欲しい。熱い攻防をスタンドで確かめる醍醐味は、スタンドの人たちに与えられた特権でもある。
戦う前に試合をシュミレーションしてみよう。そうすると「苦悩は心配に変わり、心配は失敗につながる」ことが分かる。ならば、贔屓チームの「可能性を期待に変え、期待を応援」に変えることをおすすめする。サッカーをスタンドだけで楽しみむはもったいない。今からすぐに楽しもう。
これもサッカーである。
以上
2007.08.15 Reported by サカクラゲン
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