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【J2:第6節 鳥栖 vs 湘南】レポート:湘南の連勝を気持ちで止めた鳥栖。今季のホーム初勝利を、激しい点の取り合いで勝ち取る。(09.04.05)

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4月4日(土) 2009 J2リーグ戦 第6節
鳥栖 4 - 3 湘南 (16:04/ベアスタ/3,975人)
得点者:28' 日高拓磨(鳥栖)、35' 坂本紘司(湘南)、39' 臼井幸平(湘南)、41' 島田裕介(鳥栖)、65' 田原豊(湘南)、73' 野崎陽介(鳥栖)、79' 日高拓磨(鳥栖)
スカパー!再放送 Ch181 4/6(月)10:00〜(解説:乾眞寛、実況:南鉄平、リポーター:ヨンヘ)
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「技術でなく、慢心でボールを奪うことができなかった」と敗れた湘南の反町康治監督は、今節の敗戦を自分たちのせいと断罪した。
確かに、6節目にして先制されたことも、複数点を入れられたことも、逆転されたことも全てが始めての試合だった。でも、5連勝で選手たちに“慢心”があったとは、試合運びを見ていて感じさせる場面は無かった。

ボランチの田村雄三は、幾度となく鳥栖のFWへのくさびのボールをさえぎった。
DFジャーンも臼井幸平も、鳥栖のFWには仕事をさせることはなかった。奪ったボールはアジエルや坂本紘司が、左右に散らし、自らが鳥栖のゴール前に入っていくシーンを幾度となく見せていた。これは、5連勝中の湘南の戦い方であり、今節までの勝利の方程式となっていた。

しかし、今節だけは勝手が違っていた。

鳥栖は、前々節の岡山戦では鳥栖らしく前線からのプレッシャーをかけて、“自分たちの時間”を多くすることができていた。前節の甲府戦では、そこから生まれたセットプレーから決勝点をあげることができ、今季の初勝利をアウェーであげることができた。節を追うごとに“鳥栖らしさ”を出していている中で、好調な湘南を迎えたことになる。今節の結果は、現在の実力どおりの試合内容を見せはしたが、結果は鳥栖にとって良い形で現れた。

先制したのは鳥栖。やや押さえ込まれ始めた矢先に、MF島田裕介のスローインを受けたDF磯崎敬太が、左サイドを駆け上がった。「必ず来ると思っていた」ボールは、MF日高拓磨のヘディングシュートとなった。味方を信じて走り込んだ日高の想いがゴールとなった。

逆転された41分、「GKが絶対に取れないところに蹴ってやる」と考えた島田のPKは、湘南に傾いた流れを一気に引き戻した。「決めるべきところ」と感じた島田の想いがゴールとなった。

65分に湘南に突き放されても、鳥栖はあきらめなかった。
大学時代以来、FWに起用された途中出場のMF野崎陽介が、73分に湘南選手と交錯しながらも左足で同点ゴールを生んだ。「何とか結果を出したかった」と奮い立った野崎の想いがゴールとなった。岸野靖之監督もベンチの中で「今日は野崎やろう」と感じたそうだ。「野生のカン!」と岸野監督は笑い飛ばすが、選手を信じていないとできない起用である。(実際に交替選手にはFW登録の選手が残っていた)ここでも、勝利に対する強い想いが見て取れる。

そして、今節の勝利を強く願っていたファンとサポーターの想いが79分の日高のこの日2点目となる決勝ゴールを生むことになった。島田からボールを受けたMF高地系治は、自らのシュートは選択せずに右サイドに走り込んだ日高にその想いを託してボールを渡した。日高は冷静に湘南DFの動きを見て左右に切り替えして、左足でゴール左隅を狙って蹴った。鳥栖の想いを乗せたボールの軌道は、湘南GK野澤洋輔の伸ばした手の先でゴールに吸い込まれていった。

スタジアムに小雨の中を駆けつけたファンとサポーター。
開幕戦での大敗から気持ちを切り替えて、練習に明け暮れたスタッフと選手たち。誰もが待ち望んだ今季のホーム初勝利。

サガン鳥栖に関わる全ての人の想いで勝ち取った勝利といってよいだろう。
試合内容では、確かに湘南のほうが上回っていたかもしれないが、そこを打ち破った“ホーム初勝利”の想いは、今後の鳥栖の戦い方に勢いをつけるに違いない。

湘南の意図あるボール回しと低い弾道のシュートは、J1昇格を命題にするチームにふさわしい技術と強さであった。そんなチームに今後も“想い”だけで勝てるわけはない事は、誰もがわかっている。

「こんな勝ち方は、何度もできん。やから、もっと鳥栖らしさを出せるようにせなアカン」と岸野監督は締めくくった。

その想いも、みんな共通である。

テクニック、スピード、フィジカル・・・。サッカーを構成する要素は数多くある。
でも、メンタルがないアスリートには、勝者はいないし、戦う気持ちを忘れたらスポーツとはいえない。メンタルだけで勝てるほどサッカーは甘くないが、メンタルの強いほうに勢いはつく。

ゴールは、テクニックだけでは生まれない。

以上

2009.04.05 Reported by サカクラゲン
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