2021年11月3日（水）、維新みらいふスタジアムにて開催された、明治安田生命Ｊ２リーグ第37節・FC琉球戦において、浮田 健誠 選手、河野 孝汰 選手が試合運営ボランティア活動を実施いたしました。
河野 選手は、リハビリ中で屋外での活動が制限されていましたので、前日のスタジアム準備、招待券や、AD作成作業を行いました。当日は、両選手で入場ゲートのサポート、浮田 選手は合わせて撤収作業のサポートをさせていただきました。
感染症対策をする中でも、サポーターの皆様と触れ合う機会を設けられたことは選手たちにとって非常に有意義な時間となりました。入場ゲートで対応した時の、試合前のワクワクした気持ちで入場されるお客様の雰囲気や、試合終了後の閑散としたスタジアムの中で作業されるスタッフの雰囲気など、表舞台では感じられない貴重な経験をしてくれたと感じております。お客様との関わりあいの中で、自分たちがプレーする意義、目的を再確認してくれたと思います。あわせて、チーム、運営のサポートをしてくれているボランティアスタッフ、会場スタッフの方の気持ちも感じることができました。自分自身の行動や、サービス精神など多くの人生の先輩から学ぶ機会にもなったようです。
撤収作業終了後の解散ミーティングで、浮田 選手より、ボランティアスタッフの皆様に、日ごろの感謝の言葉と、今後も継続したサポートのお願いをさせていただきました。選手の言葉を、皆さんが温かい拍手と笑顔で受け取ってくれたことは選手自身にも伝わっていると思います。
今回の活動を通して、サポーター、お客様、またボランティアスタッフや、イベントスタッフなどの多くの方々がいてこその活気あるスタジアムを作っていけるのだと感じることが出来ました。また、その雰囲気をより良くすることも選手たちの仕事であると再確認する良い機会となりました。
◎選手のコメント
浮田 健誠 選手
入場ゲートでの、検温や消毒は今のコロナ禍の中では非常に重要な対策で、徹底して協力していくことが大切であると感じた。試合後の片付けでは、思っていたよりもやらなければいけない作業の多さや、丁寧さが必要なことに驚いた。試合が成り立っている裏には、多くのサポートがあってこそだと改めて感じた。
河野 孝汰 選手
この活動を通して、1試合に対してたくさんの方々が携わって開催されていることを改めて感じました。試合の準備に関わってくれている方や、試合を楽しみに観に来て下さるサポーターの方などを見て、多くの人の前でサッカーが出来ることは当たり前ではないし、感謝の気持ちを持って、関わってくれている方々の為にも、1試合に対して、もっと熱量を持って日々やっていかないといけないと強く感じました。
写真提供／レノファ山口ＦＣ
