2022年6月9日（木）、えがお健康スタジアム周辺で、阿部 海斗 選手、江﨑 巧朗 選手、土信田 悠生 選手、東山 達稀 選手、藤田 一途 選手、谷山 湧人 選手が、環境省や熊本市環境局環境共生課、アスリートクラブ熊本、ロアッソ熊本県民運動推進本部と協働し、「特定外来生物オオキンケイギク」駆除のシャレン！活動を行いました。
「オオキンケイギク」はキク科に属する北アメリカ原産の多年草で、約100年前、鑑賞・緑化を目的に国内に持ち込まれました。しかし、現在では国が指定した「特定外来生物」となり、在来種（ヨモギやスミレなど）が生息する場所を奪ってしまいます。
生息する植物が変わると、やってくる虫も変わり、やがて鳥などの動物にも影響が及び、生態系が崩れる可能性があります。熊本市の生態系を崩さないためにも、熊本市環境局環境共生課の皆さんから駆除の方法を詳しく教えていただき、約1時間半駆除作業を行いました。黄色い可愛い花に見えますが、とても繁殖力が強いので根からしっかり抜くことが大切とのことです。
作業が進んでいくと選手たちは「オオキンケイギク」か違う花かの区別がつくようになり、全員が黙々と一生懸命取り組み、今回の作業で45ℓ×35袋もの「オオキンケイギク」を駆除できました。
◎選手のコメント
阿部 海斗 選手
特定外来生物が少しでも減ることはもちろんですが、私たちのホームスタジアム周辺をきれいにすることで、気持ち良く、試合を観に足を運んでいただけらなと思いました。
江﨑 巧朗 選手
地域に貢献することは気持ち良いことだなと感じました。特定外来生物など、こういう機会が無ければ分からないことですし、新たな知識を得ることもでき、良い経験になりました。
土信田 悠生 選手
ホームタウンに少しでも貢献できたなら嬉しく思います。この活動を通して、新しい知識を得ることができて良かったです。これからも地域活動に貢献し、その活動を通して、自分自身を成長させられるように頑張ります。
東山 達稀 選手
駆除した場所はとてもすっきりして、きれいになりました。地域貢献にこれからも積極的に取り組みたいと思いましたし、良い経験になりました。
藤田 一途 選手
特定外来生物がこれほど身近にたくさんあるとは思ってもいませんでした。とても繁殖力が強いので、根底から引き抜かなければならず大変な作業でした。今回の活動はほんの一部だと思いますが、多くの方に知ってもらえるきっかけになれたと思いますし、自分自身も知ることができて良かったです。
谷山 湧人 選手
自分の身近に特定外来生物があることを知りました。作業の大変さを身をもって感じることができました。シャレン！活動をすることで、新たな学びや気づきがあり、またぜひやりたいと感じました。
写真提供／ロアッソ熊本
