お目にかかれて大変嬉しく思います。2002年のＦＩＦＡワールドカップの前になりますが、日韓のオールスターと世界のオールスターが試合をしたことがありました。サッカー界の深い交流ができましたし、世界的にも大変大きい反響を生んだことを覚えています。サッカーを通じて両国の交流がさらに深まりましたし、今でもそれが持続しているものと確信しています。『JOMO CUP 2008』を通じて、ＪリーグとＫリーグ双方の発展に大きく貢献するものと確信しています。
アジアサッカー界においては、オーストラリアが組み込まれたことで非常に複雑化してきています。そういった環境の変化の中で、日本のＪリーグと韓国のＫリーグがアジアのサッカーを牽引していかなくてはならないと思っています。スポーツは相手があってこそ成立するものです。ＪリーグはＫリーグにならい、ＫリーグはＪリーグにならい、お互いに良い影響を及ぼし合うことでともに発展することができると思っています。
これまで日韓の代表戦においては熾烈な戦いを繰り広げ、勝敗によってファン・サポーターの心を痛くしたり喜ばせたりを繰り返してきたわけです。今回の「JOMO CUP 2008」を通じて、お互い最も重視しなくてはならないのはフェアプレー精神だと思います。選手たちがこれを発揮することで全国のサッカーファンに希望と幸福を与えることができると確信しています。
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