まず、こういう場を与えてくださったことに感謝しています。私自身、ただ監督をするのではなく、日本を代表し日本のサッカーを見せなくてはいけないという立場、あるいは任務をいただいたと思っています。恥ずかしくない、いいサッカーをお見せすることができればと思っています。
私が日本に招聘されたとき、常にクラブだけではなく日本のサッカーに何か貢献するために来て欲しいと言われていました。今年も何らかの形で日本のサッカーの成長・向上に貢献するつもりで指導しています。サッカーに携わる者として常にその気持ちでやってきましたし、今回もこのような大会に監督として立たせていただくことで、また何らかの形で貢献できればと思っています。主役は選手です。選ばれた選手はそれを誇りに思いピッチで戦ってくれればと思いますし、選ばれなかった選手は『そこに自分がいたい』『目標としてそこに立ちたい』という気持ちで今後もがんばってくれればと思っています。
過去に、日本と韓国はFIFAワールドカップというすばらしいイベントを成功させていますが、今回も手をつないで、ひとつの大会を運営し、すばらしい形で終わるであろうことを確信しています。日韓両国ともに、すばらしい習慣、文化、組織を持っており、またこの大会がサッカーというスポーツの向上につながると思っています。自分自身、光栄と感謝の気持ちを感じていますし、それに恥じない形でこの大会に挑んでいきたいと思っています。
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