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　Ｊリーグが17年目のシーズンを迎える2009年、サッカーが、そしてスポーツが、皆さまの生活に潤いをもたらし、心身共に充実した素晴らしい1年を過ごすことができますよう祈念いたします。

　誰もが年齢、体力、目的などに応じてスポーツを楽しめる環境づくりを目指す「Ｊリーグ百年構想」の実現に向けて、Ｊリーグ、Ｊクラブは今年も様々な活動に取り組んでいきます。
　Ｊリーグ百年構想の実現を見据えて立ち上げた「イレブンミリオン」は、今年3年目を迎えます。2010年までに年間の総入場者を1,100万人にしようとするこのプロジェクトは、単なる数値目標だけではなく、スタジアムを原点に、すべてのホームタウンに喜びと笑顔の輪を広げていくことを目的としています。
2009年、新たに栃木県、富山県、岡山県から仲間を迎え、全36クラブによってスタートします。全国に広がりつつあるＪクラブが、地域の皆さまに、さらに愛される魅力あるクラブへと成長するため、Ｊリーグは育成世代を対象としたアカデミー活動に加え、昨年よりクラブ経営の人材を育成すべくＧＭ（ゼネラルマネージャー）講座を開始いたしました。“ひとづくり”、“夢づくり”もまた今年Ｊリーグが重きをおく活動のひとつです。
　Ｊクラブの努力によってサッカー、スポーツへの理解が全国的な広がりを見せる一方、日本代表、あるいはＡＦＣチャンピオンズリーグのような国際舞台で活躍を支えることも、Ｊリーグの大切な使命です。より高い頂に向けて、トップから育成年代まで国際交流をさらに推進し、競争力をつけるとともに、選手としても人間としても誇れる人材の輩出を目指します。
　
　今年もまた、Ｊリーグの活動に対し、ご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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