◎オズワルド オリヴェイラ監督（J-ALLSTARS / 鹿島）
「勝てて嬉しいです。試合は去年と似たような内容になった。去年は我々が立ち上がりから主導権を握ってチャンスを作っていたが得点につながらず、前半の終り頃に失点してしまった。後半開始早々に同点に追いつくチャンスだったPKを外してしまい、そこから点を取りにいったので、カウンターから失点し、1－3という結果だった。
今年も似たような状況で、ホームのK-ALLSTARSに勢いがあり、そこで何度かチャンスを作られたが、我慢したところから我々が1点を取った。後半は相手が攻めてきたところをカウンターで突き、追加点が入る状況になった」
Q：李正秀選手（京都）の仕事ぶりについては？
「彼との出会いは去年のJOMO CUPだった。再会したのは京都との試合だったが、また彼の素晴らしさを実感することになった。その時から今回のメンバーに選ぼうと決めていた。得点シーンはFWの選手並みの技術も見せてくれたし、守備でも判断良く何度もインターセプトをしてくれた。それだけでなく、そのあとの繋ぎができることも見せてくれた。今日はMVPも獲得したわけで、僕がこれ以上言うことはないと思う」
Q：監督が考えるJ-ALLSTARSの中盤の強さはどんなところか？
「私自身も中盤の構成力が高いメンバーだと思う。彼らはボランチでもありハーフでもある選手。普通は守備的能力が高い二人と、攻撃的能力の高い二人が中盤を構成するが、彼らは攻守にわたり貢献できる力を持った選手なので、素晴らしいと思う。それぞれのクラブでもかなり多くの得点も取っているし、ボランチとしての能力も高い。今日もいい働きをしてくれたと思う」
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