ヴィッセル神戸育成センターでは7月7日(土)、2007年度のヴィッセル神戸栄養講習会「食を学ぼう」を実施しました。
2005年にスタートしたこの栄養講習会も今回で3回目。スポーツマンとして、精神的な発育発達と密接な関係にある栄養摂取法などを保護者のみなさまに学んでいただくことを目的として開催しています。「ぜひスクール生以外の一般にも開講してほしい」という要望を受け、今回はスクール生以外の保護者に対しても開講しました。
講師にはヴィッセル神戸栄養管理士である大前恵氏を招き食事の摂取方法や、水分補給について説明していただきました。
質疑応答コーナーでは、
9歳の子供を持つ参加者：「平日にサッカーの練習があり、9時過ぎに帰って来るのですが家に着くと眠くなり、夕食を食べようとしません。どうしたらよいでしょうか？」
大前氏：「練習前にご飯を・パン（炭水化物）などを取り、帰ってきてからはハンバーグや白身魚（たんぱく質）など消化のよいものを取るようにしてはどうでしょう。」
中学生の子供を持つ参加者：「夕方の練習前におなかが空いたときに、スナック菓子を食べることが多く、肥満が気になりまります。どのように改善したらよろしいですか？」
大前氏：「スナック菓子などよりも、おにぎりなどを食べてみてはどうでしょう。」
など、熱心な参加者からの質問が数多く寄せられ、熱のこもった講習会を終了させることができました。
講習会後、12歳に子供を持つ保護者からは「毎日、食事を作るときに、好きなものを食べさせたいと思っていましたが、子供のことを考えると体にとって良いものを食べさせることが大切だということを感じさせられました。」というコメントも聞かれました。
Report:ヴィッセル神戸普及部 助友謙一
