11月28日、大分市立明野西小学校に、福元洋平選手、前田俊介選手が訪問し、交流給食を実施しました。今回の交流給食では、福元選手の母校への凱旋ということもあり学校関係者の方々からも大変歓迎していただきました。
今回は、福元選手が母校へ凱旋といった背景を持っての開催でしたが、急遽参加となった前田選手のその陽気な性格は出身選手である福元選手を凌ぐ人気となりました。
学校到着と同時に「こんにちは！」と大きな声で入ってくる前田選手。福元選手は、「懐かしいな」と思い出深そうに校舎を見回していました。福元選手と前田選手が登場すると大きな歓声と拍手で大歓迎を受けました。
自己紹介後には、デモンストレーションとしてリフティングを披露しました。前田選手はここでも様々なパフォーマンスで子どもたちを笑わせていました。質疑応答では、「恋人はいますか？」という質問も飛び出し、選手も戸惑いながら「募集中です」と応えていました。
その後は、みんなでドッヂボールを楽しみました。選手も「何年ぶりかな～」と言いながらも、子どもたちと積極的にコミュニケーションをとり、楽しんで体を動かしました。福元選手は女の子を守りながら、前田選手は子どもを盾にしながらのプレーでいつの間にか前田選手は子どもの赤白帽子を被っていました。ドッヂボールを楽しんだ後は交流給食へと移動しました。
交流給食では、選手から子どもに積極に声をかけていました。久しぶりの給食に選手たちもワクワクしながら小さな机につくと「いただきます」と早速食べ始めました。 大きな口でパンを食べる選手を見て子どもたちは「凄い」と驚きながらも選手が自分達と同じご飯を食べていることに大興奮しながら箸を進めていました。
福元選手のクラスでは、地元の話に盛り上がりながらも「好き嫌いある？しいたけ？今日は頑張って食べてみよっか」という声をかけ、前田選手のクラスでは「朝から食べないとダメやで。」と、これから大きく成長する下級生の子どもたちにメッセージを送りながらの交流給食となりました。
2クラス目では、黒板に大きく「福元選手・前田選手大すき」と書かれており、素晴らしい歓迎に選手も興奮の様子でした。ここでも、「ご飯を朝から食べないと元気でないから。寒くてもしっかり起きて朝ご飯食べるんぞ」と選手の言葉で子どもたちにメッセージを送り続けていました。
食事の後では、全ての教室を回りながら「ご飯はしっかりたべること、朝は早く起きよう」「先生の言うことはしっかり聞かないとダメやぞ」「早寝早起き朝ごはん」と時間があまりない中、大きな声で声かけをしながら学校中を回りました。
陽気な両選手は、生徒が書いた習字の「もみじ」という掲示物をみながら「みんなはもみじが好きなんやな、やっぱりご飯をしっかり食べて先生の言うこと聞くから字がみんな綺麗なんやろな」などクラスごとに大きな笑いを誘いながら回りました。
練習の都合上、短い滞在時間でしたが子供たちとの素晴らしい時間を共有できた交流給食となりました。
