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2008/06/29

『東京都 校庭芝生化キャンペーン』記念セレモニー

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6月23日(月)から7日間、銀座ソニービルのソニースクエア(東京都中央区)で『東京都 校庭芝生化キャンペーン~元気な子どもたちを育てる校庭の芝生化~』が開催され、最終日となる29日(日)、記念セレモニーが開催されました。

東京都では、環境局が主体となり、都内の公立小中学校の校庭の芝生化を推進しています。芝生は、温度上昇の抑制、緑化推進、砂ぼこりの抑制、水はけ改善などの効果をもたらすだけでなく、外へ出て遊ぶ子どもの増加、自然環境学習の場となるなど、安全性の向上や子どもの精神面へのプラス効果も期待され、緑の心地よさをひとりでも多くの子どもたちに提供することを目標に、芝生化に取組んでいます。

午後2時、Jリーグ百年構想メッセンジャーのMr.ピッチが会場に登場し記念セレモニーが開幕。東京環境局の川和夫局長が登壇し開会の挨拶を述べました。
「2500年もの昔、古代ギリシアのヒポクラテスという人物が、“緑はすべての病を治す”という言葉さえ、残しています」(東京環境局 川和夫局長)
教室に留まっていた子どもが、校庭の芝生化をきっかけに校庭に出て友達と遊べるようになったという事例も報告されていると紹介し、環境の大切さを伝えることをメインテーマに、東京の中心である銀座で今回のイベントを実施する意義を示しました。

文部科学省の企画・体育課調べでは、平成19年度5月1日現在、全国における芝生の運動場整備状況(公立学校)は、小中高等学校合わせて、1492校。これは全体の4%あまりにあたり、東京都では、いずれは都内の小中公立学校すべての校庭の芝生化をめざしてプロジェクトが推進されています。
このような校庭の芝生化に取組む代表校として、この日、葛飾区金町小学校のみなさんがセレモニーに招待され、東京都から芝生の種や肥料などが贈呈されました。葛飾区金町小学校では昨年から芝生化への取組みが実施され、地域の協力の下で、芝生の管理運営にあたっています。

「芝生の上で、毎日子どもたちが元気に遊んでいます。本日いただいた資材を今後の芝生管理に活用したいと思います。ありがとうございました」(葛飾区金町小学校 土屋以都子校長)

式に参加した児童のみなさんも、Mr.ピッチとの記念撮影に参加するなど、セレモニーを楽しんでいました。「土の校庭は、夏はとても熱いんですが、芝生は裸足でもとても気持ちいいです」「鬼ごっこなど、毎日裸足で芝生の上で遊んでいます」芝生の苗を手に喜びの表情を浮かべていました。

第二部では、JFAアンバサダーである元サッカー日本代表永島昭浩氏によるトークショーと握手会が行われました。

「Jリーグが開幕して15年になりますが、現在ではすべてのスタジアムで、芝生でプレーできる環境が整っていて、夢のようです。僕が小学生の時は土のグラウンドでしたが、芝生なら寝転ぶこともできますよね。サッカー教室などのイベントで全国の学校を訪れる機会がありますが、芝生の校庭の子どもたちは、練習前から、校庭いっぱいに広がって積極的に遊んでいる姿が多いのが、非常に印象的です」(JFAアンバサダー 永島昭浩氏)

Jリーグ百年構想とJFAグリーンプロジェクトでは、これまでも協力して、全国の学校の校庭を始め地域の公園などの芝生化事業に取組んできました。

「現在、子どもたちを取り巻く様々な問題が取りざたされていますが、芝生が、太陽の下で元気良く遊ぶことのできるパワーの源になればと願っています。コミュニケーションすることの大切さを心と体の両方で、友達と一緒に感じ合う場所、さらには地域のみなさんのコミュニティの場と発展していくことを期待しています。これからも芝生の校庭を全国にたくさん作っていきますので、その緑の芝生の上で、それぞれの夢に向かって、元気いっぱいにその夢を叶えていってほしいです」(JFAアンバサダー 永島昭浩氏)

その後、来場者のみなさんに東京都から芝ポット苗がプレゼントされました。

「東京・銀座という場所で行われた今回のキャンペーンでは、街をゆく方々に芝生のよさを知っていただくために、天然芝をイベントスペースに敷き詰める試みを実施しました。こういう街中で緑の芝生というのはとても綺麗に映えて、注目を引いたようです。ファミリーなどは、子どもたちが裸足になって芝生の上で遊んでいて、その様子を見ていてとてもうれしく感じました」

イベントの手応えをそう振り返るのは、東京都環境局、自然環境部緑環境課、校庭芝生化担当の佐藤和弥氏。「東京都では『校庭芝生応援団』というプロジェクトを立ち上げています。これは、地域の民間団体、NPO、企業と一緒に、校庭芝生化の気運を高めて取組んでいく活動です。東京都は2016年のオリンピック招致を目指していますが、その2016年に向けて、都内の全公立小中学校の校庭の芝生化を実現していきます。Jリーグのお力添えもいただき、これからも、次世代の子どもたちのため、地域の大人たちが一緒に手を取り合って、校庭の芝生化に取り組んでいきます」

JリーグやJリーグ各クラブは、「Jリーグ百年構想 ~スポーツでもっと幸せな国へ~」という理念の元に、「地域に根ざしたスポーツクラブ」を核としたスポーツ文化の振興に取組んでいます。サッカーのみならず、誰もが気軽に好きなスポーツを楽しめる環境づくり、それが「Jリーグ百年構想」です。この活動の一環として、Jリーグは今後も、日本全国に芝生の校庭やグラウンドが広がる活動に協力し、推進してまいります。

【Jリーグが行っている主な芝生化推進活動】

◎「Jリーグ百年構想サッカー教室」…芝生の校庭のある学校で地元Jクラブコーチらによるサッカー教室を開催
◎「私たちの学校の芝生自慢」募集キャンペーン…芝生校庭自慢を募集し、公式HP等に掲載
◎芝生をモチーフにしたキャラクター「Mr.ピッチ」が全国の芝生の学校を訪問して啓蒙活動を実施。
◎Jリーグ百年構想メッセンジャー・城彰二さんによる啓蒙活動(芝生の学校訪問など)
◎芝生をモチーフにしたポスターやチラシ、CMなどを作り、Jリーグのスタジアムなどで掲出

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