水戸ホーリーホック バレーボール教室は『スポーツ振興事業』の一環として2005年に開校しました。場所は人材育成センターの体育館で行われています。
教室は２つのコースがあり、中学生（経験者）対象の[エキスパートコース]と小学生（初心者）対象の[ビギナーコース]に分かれて指導を行っています。現在[エキスパートコース（火曜日開催）]には中学生１０人、[ビギナーコース（土曜日開催）]には小学生１２人の子ども達が元気に活動しています。その人数は今も口コミで増え続けています。
講師を務めるのは増子里美さんです。増子さんは、小学生の頃よりバレーボールを始めて、現在も社会人チームで活躍されています。指導に心がけていることは「まずは自分が楽しむこと。自分が楽しめばそれが生徒に伝わっていく。そして、短い時間でいかに楽しく有意義なバレーを教えてあげられるかが大事。」と増子さん。教室では真剣に指導を受ける子どもたちが印象的でした。
また、増子さんの知人で元Vリーガーの都澤みどりさんが指導に来られることもあるそうです。
参加者の堀江君、鈴木君、伊波君は、「楽しいです！」「ためになる。」「部活にも応用できる。」「試合のシミュレーションになる。」「元プロの選手も来てくれるので良い経験になる。」と声をそろえて話しをしてくれました。
また、中には「学校の試合で相手スパイクをブロックできました。」などの声もありました。
ご父兄の方々からも「元選手に教えてもらえる。」「初心者からでもできる。」「子どものやる気が出る。」など好評です。
「将来的には男女問わず、人数を増やしていきたい。子ども達にはポジションを固定せず、色々経験させ、部活動では学べないことをここで学んで、それを部活で活かしてほしい。」と増子さんは今後の抱負を語ってくれました。
今、増子さんを中心にバレーボール文化が水戸に広がっています。将来、Vリーグで活躍する選手がこの教室から生まれるのではないかと期待を抱かせてくれる練習風景でした。
人が人を呼び、水戸の町がバレーボールで元気になる日もそう遠くはない気がします。
