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2008/10/12

Jリーグ&川崎フロンターレ お仕事体験企画

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10月12日(日)、等々力陸上競技場にて、「Jリーグ&川崎フロンターレ お仕事体験企画」が開催されました。これは、小学生年代の子どもたちに「仕事」の現場を見学・体験してもらうことを目的に、Jリーグと各クラブが主催となり、Jリーグ百年構想パートナーの朝日新聞社の協力で実施しているもので、8回目の開催となる今回は、川崎フロンターレvs名古屋グランパスのJサテライトリーグの会場を舞台に、子どもたちがクラブの仕事を体験しました。

秋晴れとなったこの日、午前10時半の集合時間になると、思い思いの動きやすい服装で準備万端の20名の子どもたちが集まりました。配られた特製のスタッフパスをさっそく首にかけてドキドキワクワクの様子です。

まずは記者席へ。「みんなが目にする新聞の記事やテレビのニュースなどは、ここから生まれているんですよ」川崎フロンターレサッカー事業部営業グループの恋塚唯さんの説明に、どの子どもたちの目もキラキラと輝いています。
続いて貴賓室へ。ここでは冷暖房も効いていて、食事や飲み物をいただきながら観戦できます。『(中村)憲剛選手や山岸選手の調子はどうかな?』と、この席に座って、ここから試合を観ます。オシムさんやジーコさん、日本代表の岡田監督はもちろんスポンサーの方など、今までいろんな方がお越しになっているんですよ」(恋塚氏)。大きな窓で視界良好! 普段見慣れた観客席とは違うピッチの風景に、子どもたちは興味津々のようです。

普段は入ることができない場所を進み、いざ選手のロッカールームへ! クラブのホペイロ、伊藤浩之さんが選手のシューズやジャージを手早く整えていく手際の良さに、子どもたちみんなが見とれてしまいます。「ジュニーニョはピッチに出る前、いつも鏡の前で入念にユニフォームや髪型のチェックをしていますよ」という伊藤さんの言葉に、「だから円陣に出てくるのが一番遅いのか!」と子どもたちから納得の笑い声があがります。選手のシューズやジャージを調えるお手伝いをした子どもたちは、後ろ髪を引かれるようにロッカールームを後にします。いよいよピッチへ。

初めてのピッチ。すごく広い! 選手たちの入場を出迎える人工芝のシートを敷いたり、ベンチを設置したり、子どもたちも一生懸命に会場設営を手伝います。中でも緊張したのはコーナーフラッグの設置。直接試合に関わるので真剣な表情で正しい位置に安全に設置します。ゴールの真裏を通るときには心臓がドキドキ。このネットの手触りは一生の思い出になりそうです。

その時スタジアムに突然大音響が鳴り響きました。スタジアムの音響テストが始まったのです。みんなでそれを見学していると、スタジアムDJの金子治子さんから「場内放送を体験してみる?」とびっくりの提案が。マイクの前で大きく深呼吸して「10番!フォワード!ジュニーーーニョ!!」。やった! 大きな声で間違えずに言えました。見ていたみんなも盛大に拍手です。「自分の声がスタジアムに響いてすごかった!」「緊張したけどすごく面白かった!」と、チャレンジしてくれた子どもたちも興奮気味です。

早くも開場時間。たくさんのお客様が通る脇で説明を受けてグッズ販売の仕事をこなします。そしてついに選手入場!みんなで花道を作って、選手とタッチを交わします。「我那覇選手とタッチした! すごくうれしかった!」と感激したあと、ウォーミングアップではボール拾いを頑張りました。ボールが飛んでくるとうれしくてダッシュ!「ボールの威力がすごかった!」とプロ選手のプレーに目を丸くします。

「ありがとうございました!」「みなさんもお手伝いしていただいてありがとうございました!」楽しかったお仕事体験も終わりです。みんなでピッチを背景に記念の集合写真を撮り、お土産をもらいます。子どもたちの顔は、無事に試合前の準備のお手伝いをやり遂げた達成感に満ちていました。このあとはみんなで試合観戦。でもこれからは今までとは違った思いで試合を観ることになりそうです。

「ホペイロの仕事は大変そうだけど、選手のことを知れて面白そうだと思いました」「今までは試合だけを観ていたけど、その影にたくさん仕事をしている人がいることが分かって、感謝する気持ちが出てきました」(参加した子どもたち)

「ゆくゆくはここで、この場所でプレーをしたいと思っている子どもたちにも、その華やかな舞台の裏には、色々な仕事をしている人たちがいるのだと伝わればいいと思います」(Jリーグ リーグプロデュースグループマネージャー 明石宏一郎氏)

「サッカーの仕事にはたくさんの職業があります。それをみなさんが大人になって職業を選択するときに思い出してもらえたら」(川崎フロンターレ 恋塚氏)

地域密着を掲げる「Jリーグ百年構想」では、地域の子どもたちに、学校以外の場で、スポーツや様々な社会活動に触れる機会を提供し、社会性や自立性を育む手伝いをしたいと考えています。JリーグとJクラブは、今後より多くのクラブチームでこの企画を実践できるよう、これからも協力して積極的に取り組んでいきます。

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