11月29日（土）、日立柏サッカー場に隣接する日立柏総合グラウンドで、『お弁当とスポーツで健康な体づくり HottoMotto サッカースクール』が開催されました。
今年からＪリーグのオフィシャルスポンサーとなった株式会社プレナス。全国展開する「ほっともっと」は現在、約2200店もの店舗数を誇ります。地域のお客様に支えられているという同店は、販売だけでなく食育にも積極的に今後取り組んでいきます。
今回のイベントは、株式会社プレナスが主催となり、Ｊリーグと手を取り合って『スポーツ＋食育』の啓蒙活動を推進していく、その記念すべき第1回目のイベントで、柏レイソルの協力により開催されました。第1部は「ごはんスクール」、そして第2部はＪリーグOB選手の水沼貴史さんをゲストコーチに迎えての「サッカースクール」という2本立て。この日参加したのは事前募集により集まった38組76名の親子で、暖かな秋の日差しに恵まれた楽しい一日を過ごしました。
午前11時の受付時間。街角の「ほっともっと」で見慣れたあの帽子姿のスタッフの方々が受付業務を行います。グラウンドにはお弁当屋さんがスタンバイ。とても新鮮な光景です。
受付を過ぎると、さっそくＪリーグ・アカデミーのＪキッズキャラバンによる楽しいシュートゲームなどが設置されています。そのそばで着々と準備が進められているのが、お昼ごはんの支度。なんだかいいかおりが漂ってきます。そこには、朝8時から準備したという温かい“豚汁”が！ じゃがいも、人参、ごぼう、たまねぎ、豚肉で、栄養バランスもボリュームも満点です。このイベントでは、みんなでおいしくご飯を食べることも大切な試みのひとつとされています。
午前11時半、いよいよ開会式。「今日は食育とサッカーのスクールです。食事して運動して、その後にはみんなでサッカーを観戦して楽しみましょう」という水沼さんの挨拶のあとは、楽しいごはんタイムがスタート！ できたての温かな豚汁に、おにぎりが配られました。大きな口を開けてかぶりつくおにぎりと豚汁は、“外ご飯”でお腹を幸せにする黄金のメニューです。
「好き嫌いはダメだぞ～といいながら、子どもたちと一緒にごはんを食べ、ごはんの大切さについてたくさん話しました」（水沼さん）
そして「ごはんスクール」が開始。株式会社プレナス営業企画部販売促進課課長の八谷中大（はちやなかひろ）さんの軽妙なトークで、ごはんのありがたさ、大切さを学んでいきます。
「地域密着の理念に共感してオフィシャルスポンサーとなって初めての主催イベントということで、2ヶ月かけて準備しました。食への感謝を感じてもらい、心と体は、食べているものから作られているんだということに少しでも興味をもっていただければと願っています」（八谷さん）
白熱したのは「グループ対抗！ごはんクイズ」。「よく噛んで食べると、体に良いことってなに？」など、次々と出される問題に、この日初めて会った子どもたちが互いに協力しながら答えをボードに書いていきます。さらに配布されたプリントを見ながら、どんな食べ物がどんな役割を果たすのかなど、たくさん勉強しました。柏レイソル普及部の秋谷和幸コーチも「ごはんクイズが新鮮でしたね。みんなで協力して、一気に盛り上がって仲良くなりました」と楽しんでいたようです。
第2部の「サッカースクール」では、グラウンドに広がってみんなでサッカーを心ゆくまで楽しみました。最初はウォーミングアップ、そして後半はミニゲームのサッカー大会。水沼さんも各グループをまわりながら、子どもたちと一緒になって汗を流しました。
「柏レイソルでは2006年からＪリーグ・アカデミーの行う育成年代への栄養サポートにも協力しています。食育を正しく行い、育成年代のうちに正しい知識を身につけることは重要で、将来健康な生活を送るためにも必要なことなのです」（柏レイソル／強化本部強化部育成グループスクールリーダー 池田仁守氏）
『スポーツ＋食育』をテーマとして開催した今回のイベント。今後も全国で開催することを目指し、活動を推し進めていきます。
