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2008/11/23

元気いっぱいJリーグ観戦

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小旗を片手に選手たちの動きから目を離さず、ここぞというところでは大きな声援を送り、ゴールが決まれば飛び上がって喜びを表現する。11月23日(日)、アビスパ福岡が開催した「元気いっぱいJリーグ観戦」のひとこまです。

このイベントは、アビスパ福岡が展開している介護予防事業の一環で、65歳以上の方たちにスポーツの楽しさを味わってもらうために行っています。その意義をアビスパ福岡ホームタウン推進部の栄井健太郎コーチは次のように話します。
「あらゆる世代、あらゆる方にスポーツに関わってもらえる機会を提供する場所が福岡にあるのだから、それを広めていこうと実施しています。介護予防の観点から言えば、外に出て人と触れ合うだけでも予防になります。家に引きこもらないために、皆さんがいろいろと工夫されている中で、サッカーの試合をその場所にしてもらえればと思っています」。

介護予防事業3回目となるこの日は41名が参加。最高年齢の方は78歳でした。ちなみに、これまで参加された方の最高年齢は84歳です。
「みなさん本当にお元気です。65歳以上ということで参加者を募集していますが、『何歳まで参加できるの?』という問い合わせがくるくらいです。上限を設けていないので、『断られるんじゃないかと思ったのに良かった』と喜んで参加してくださる方が多くいらっしゃいます」(栄井氏)。

イベントはまず観戦講座から始まります。アビスパ福岡ホームタウン推進部のコーチがサッカーのルールと観戦のポイントを説明していきます。質問が集中したのはオフサイドルール。実際にボールと人を動かして説明される内容に、皆さん真剣に見入っていました。そして「サッカー観戦のポイントは、とにかく入り込むこと。入り込むからこそ感動があります。アビスパ福岡に入り込んで選手と一緒に戦いましょう」との話に、参加者の皆さんは大いにうなずいていました。

次にキックオフまでの時間を利用して、選手たちとのお楽しみゲームが行われます。参加したのは宮本亨選手、釘康臣選手、大山恭平選手の3名。体を温める程度の軽い運動でしたが、ゲームが進むにつれて参加者の方たちの表情はどんどんほぐれ、終わる頃には会場には大きな声が響き渡り、その表情には満面の笑顔が溢れていました。
「世代が変わってもスポーツと関わるということでは一緒。体を動かすということでは一緒ということですね」(栄井氏)。

そして、いよいよスタンドへ。目には緑の芝生と13,000人を超す観客で埋まるスタンドが、耳には両クラブのファン・サポーターによる声援が飛び込んできます。参加者の皆さんの顔に浮かんだ驚きと興奮の表情が、みるみるうちに笑顔へと変わっていきます。やがてキックオフ。参加者は8割方がスタジアム初体験でしたが、ゴールを求めて激しくぶつかり合う両チームの姿にグイグイ引き込まれていったようです。

「楽しかったです。サッカーはテレビではよく見ているのですが、オフサイドとかは『何で?』っていうのがありました。でも今日はオフサイドのことも分かったし、これからは見る目が変わってくると思います。それに、選手と実際に手をつないで童心に帰ったみたいだったし、スタジアムもこんなに素晴らしいとは思いませんでした。うれしかったです。本当に楽しかったです」とは下坂玲子さん(77歳)。初体験のスタジアムは格別なものになったようです。

「65歳以上の方を対象にした健康教室や、ウォークラリーも実施していますが、そういったものと連動しながら、プログラムを工夫して、これからも積極的に取り組んでいきます」(栄井氏)。老若男女、誰でもがスポーツを通して幸せな気持ちになる。ここにも「Jリーグ百年構想」への思いが強く流れていました。

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