4月29日（水・祝）、Ｊ2リーグ戦第11節ファジアーノ岡山 vs アビスパ福岡の試合が行われた岡山県陸上競技場桃太郎スタジアムで、岡山では初となる「ファミリーJoinデイズ」が開催されました。
事前抽選で選ばれた5組のファミリーが参加したのは、「ファミリーでスタジアムバックツアー！」。スタッフの案内で、普段は見ることのできないスタジアムの裏側を見学していきます。各地の試合経過がどのように届くのかといった説明にうなずき、「ここを選手が通るんだ！」と参加者の皆さんもワクワクした様子です。約30分間のツアーのラストはピッチサイドへ。「こんな場所まで来ることができて、もう、感激です！ 満員のスタジアムで声援を受けたら、どんな気分になるのか少しわかった気がします」という興奮の声があちこちから聞こえてきました。
同じ頃、スタジアムの外では、子どもたちの賑やかな歓声が湧き起こっていました。そうです。Ｊリーグ百年構想メッセンジャーのMr.ピッチの登場です。桃太郎スタジアムには、初来場のMr.ピッチ。この日は、スタジアム正面玄関前広場に用意されていた小学生以下の子どもを対象とする「エアゴール」に並ぶ子どもたちの近くにやって来て、握手をしたり、記念撮影をしたりと大活躍しました。
キックオフ1時間前の午後6時になると、10組のファミリーが、「ファミリーで選手とハイタッチ！」に参加しました。選手がピッチに入るのを待つ間、芝をさわったり、寝ころんで頬で芝を感じてみたりと、やってみたかったことをすべて体験した様子。この時刻、すでに多くの人で埋まった観客席に向かって手を振ると、観客席からも大きな歓声が返ってきます。家族5人、3世代で参加した金澤さんファミリーは、中国リーグからの岡山ファン。「サポーターの声が、こんなに近くに聞こえるんですね」と、ピッチからスタンドを見つめ、感動していました。クラブの歴史と共に歩んできたからこそ、この大歓声は心により響くのでしょう。
参加したファミリーは大型ビジョンに映る自分たちの姿を確認したり、監督気分でベンチに座って記念撮影をしたりと、子どもだけでなく、大人も負けないくらいはしゃいでいます。ウォームアップをしている選手たちをじっと見つめる子たちもいました。その後、いよいよピッチに出る選手とハイタッチ。手のひらに好きな選手へのメッセージを書いて、待ちかまえた子も！ また「親子でフェアプレーフラッグベアラー」という企画では、親子2組4人がフェアプレーフラッグを持って入場するなど、「ファミリーJoinデイズ」のイベントに参加した子どもたちは、「THE DREAM TO CHILDREN【子どもたちに夢を！】」というファジアーノ岡山のコンセプトどおり、大きな夢を抱いたにちがいありません。
