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2009/05/25

『コンサ・土・農園』(コンサ・ド・ファーム)開園式

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コンサドーレ札幌とJAグループ北海道が提携して野菜を栽培する「コンサ・土・農園(コンサ・ド・ファーム)」の開園式が5月25日(月)、北海道北広島市にある農場で行なわれました。

コンサドーレ札幌とJAグループ北海道は2007年から共同で食品フォーラムを開催したり、食育に関する活動を推進するなど地域活性に手を取り合ってきました。そして今回、地域活性活動の一環として両者が提携する農園が開園することになったのです。

開園式ではまず、JAグループ北海道中央会の長谷川幸男副会長が挨拶。「選手のみなさんは足を使うのが仕事ですので手を使う作業は難しいかもしれませんが、頑張って野菜を実らせて北海道を元気にしましょう」と話し、コンサドーレ札幌の上里一将キャプテンに馬鈴薯「きたあかり」の種イモ、スイートコーン「ゆめのコーン」の種を贈呈しました。

今回の開園式に参加したコンサドーレ札幌の選手はMF上里一将選手、FW宮澤裕樹選手、GK曵地裕哉選手、MF岩沼俊介選手、FW上原慎也選手、FW石井謙伍選手、DF柴田慎吾選手、MF岡本賢明選手の計8名(順不同)。農場は選手1人ごとに区分けされ、それぞれの背番号が表示されており、どの選手が種を植えた区域か判別できるようになっています。この日の種植では「きたあかり」が500kg、「ゆめのコーン」700本が生産される見込みで、8 月下旬から9月上旬の収穫が予定されています。収穫された一部は選手寮の食事に使用され、その他は種を植えた選手の名前を冠した食材として試合会場などで販売され、その売上金が福祉事業に使われます。

農園のスタッフから植え付け方法の指導を受けた選手たちは、カゴを持って自分の背番号が表示されたスペースへと移動。ジャージ姿に軍手を着用し、まずは土の感触を味わいました。「農作業は小学校の体験学習以来ですね」という宮澤選手は、まさに手探りで種イモを並べていきました。作業には選手のほか、野々村芳和チームアドバイザーやコンサドーレ札幌OBで現在は選手寮の寮監を務めている蛯沢匠吾さん、チームマスコットのドーレくんも加わって笑顔たっぷり。順調なペースで作業は進んでいきました。

「僕が種を植えたスペースはすごく狭いのに、作業はとても大変でした。そう考えると、こんな広い農場で作業をしている方々は本当に大変なのだろうな、と痛感しましたね」と岡本選手は広い農場を見回しながら話してくれました。そして「作ってくれた人に感謝をして食事をしないと」とも。ちなみに、茹でたジャガイモにバターをつけて食べる通称“ジャガバター”は岡本選手の小さい頃からの好物だそうで、「収穫が楽しみ」と微笑んでいました。

今回の開園式を振り返ってコンサドーレ札幌の矢萩竹美社長は「コンサドーレ札幌の選手がこのような農作業を行うことで、北海道の子どもたちが、食べ物に対してのありがたみや関心を強めてくれればと思います。そして選手たちも違った業種に多少なりとも直に触れることができ、いい経験をさせてもらえたのではないでしょうか。こうした活動は今後も積極的にやっていきたいです」と話していました。

ちなみに、この日に植えた「ゆめのコーン」の特徴は“強風に強く、甘さが長持ちするねばり強い品種”。選手たちの作業を眺めていた農場のスタッフは「コーン同様に、ねばり強いチームになって欲しいですね。作業があるので試合観戦にはなかなか行けませんが、みんなでコンサドーレを応援しているんですよ」と笑顔で教えてくれました。

晴天にも恵まれ、笑顔もいっぱい。種は植えられたばかりですが、とても実りのある1日となりました。

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