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2009/06/20

子どもたちのために―「はだしの庭」平塚グリーンカーペットプロジェクト

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抜けるような夏空に恵まれた6月20日、神奈川県平塚市立八幡小学校にて芝生苗の植え付けが行なわれました。湘南ベルマーレのグラウンドキーパーを務めるインストラクターのアドバイスのもと、集まったおよそ200名の参加者が分担して土をならし、石を拾い、そして子どもたちは丁寧に苗を植えていきました。

「当初はここまで辿り着くことを想像できなかったので、感無量です」平塚グリーンカーペットプロジェクトを発起した平塚商工会議所青年部の相山さんは目を細めます。今回、平塚商工会議所青年部の20周年記念事業として、校庭の芝生化をスタートさせました。
「考えるきっかけになったのは、スポーツクリニックを開こうと考えたときでした。調べてみると、平塚には芝生のグラウンドが少ない。それ以来、子どもを取り巻く環境の実情が見えてきて、よい環境を増やしたいと考えるようになりました。大人である自分たちがいま努力しなければ、数十年後の子どもたちにまで影響してしまう。“子どもたちのために”身近ななかでできることの、まずは第一歩になれたらいいですね」

「うれしいことに、先月開催したフォーラムの反響が大きかったんです」と、相山さんは言います。去る5月16日、芝生苗の植え付けに先立ち、「グリーンカーペットプロジェクト講演会」が八幡小学校にて行なわれたのでした。

1971年に開校した八幡小学校では、翌72年に「はだしの庭」が誕生しました。校庭の一画につくられたこの芝生の庭は、体育に使われることもあれば、運動会ではシートを広げて親子でくつろぐ光景も見られるといいます。創立以来40年の長きに渡って「はだしの庭」を育んできた八幡小学校と、平塚商工会議所青年部の熱意が結ばれ、今回のプロジェクトは動き出しました。

基調講演を行なったグリーンスポーツ鳥取のニール・スミス代表は、小学生の基礎体力の低下を憂い、芝生のメリットを説きました。
「土のグラウンドと違い、芝生では思い切り転べるから恐怖心がなくなります。すると積極的に運動するようになる。さらに運動することによって脳が活性化します。明るくなり、対人関係が培われ、いじめの撲滅にも繋がる。精神面に与えるメリットも大きいのです」
同氏は、ニュージーランド出身ながら日本で35年間を過ごしてきました。鳥取を拠点に芝生を広める活動を行なっています。芝生の扱いや育て方についても説明された講演は自然と熱を帯び、訪れたひとたちも熱心に耳を傾けていました。

また、日本サッカー協会 川淵三郎名誉会長からビデオレターも届きました。キャプテンはそのなかで、校庭の緑化の大切さを語りました。
「芝生の上では子どもたちの目の色が輝く、それが私の実感です。健康によいことはもちろん、芝生の与える影響がいかに大きいことか。平塚の活動から芝生の学校が増えていくことを心から願っています」

朝9時に始まった八幡小学校の芝生苗の植え付けには、反町康治監督をはじめ、湘南ベルマーレのスタッフもチームのトレーニングのまえに駆けつけました。「数ヶ月が経ち、この芝の上でみなさんが元気よく遊んでいることを楽しみにしています」反町監督は、子どもたちにそう語りかけました。

初夏の陽射しのもと、300平方メートルあまりの地面に苗が植えつけられました。来る夏休み中にも養生を続け、新学期を迎える9月にはきっと美しい芝生が子どもたちを迎えることでしょう。平塚の小学校の一画で新たに芽吹く芝生が、地域の人々と湘南ベルマーレによる子どもたちのための取り組みの第一歩となるのです。

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