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2009/10/18

名古屋市介護予防事業 シニアサッカー健康教室

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10月18日(日)、名古屋市千種区の名古屋大学東山キャンパスサッカー場において「名古屋市介護予防事業 シニアサッカー健康教室」が行われました。名古屋市主催のこのイベントには、名古屋グランパスが共催、名古屋大学と愛知県サッカー協会が協力という形で参加。65歳以上のシニアと、ジュニア世代のお孫さんたちに向け、介護予防の軽運動とストレッチなどを学べる場として3年前からスタートしています。当日はシニア、ジュニア合わせて30名ほどの参加者が、見事な秋晴れの空の下、美しい人工芝のグラウンドに集まりました。

教室はまずストレッチから開始。名古屋グランパススクールコーチの号令のもと、基本的なストレッチなどで参加者全員が体をほぐしました。常にコーチたちが言っていたのは「息を止めないで、ゆっくりと呼吸をしながら」ということ。そうすることで筋肉の収縮を促進させることが重要なのだとか。ストレッチが終わるとシニアの皆さんは一旦休憩。その間、サポートスタッフとして参加していた東海学園サッカー部の高校生や名古屋大学の大学院生たちと、ジュニアの子どもたちがミニゲームで汗を流しました。

そして、シニアサッカー教室はいよいよメインイベントへ。名古屋グランパススクールコーチたちがシニア用に考案した7つのゲームが披露されました。全種目に共通するのは「技術ではなく、思い切りボールを蹴る」というコンセプト。ペットボトルを倒すボーリング、ミニゴールに設置されたフラフープを狙うフープ通し、ドリブルシュートはコーンの並べ方で2つのパターンを用意。学生が転がすボールをシュートするミニPKや、大人用ゴールを使ってのPKは人気を集めました。グラウンドの横幅いっぱいを使ったサッカーゴルフでは、お孫さんと一緒に走る元気なシニアの方もいらっしゃいました。

ゲームを終えたら、もちろんしっかりとクールダウン。ここでも基本的なストレッチの重要性が説かれ、最後は全員で人工芝に寝転んで心身ともにリラックスしました。参加者全員の顔に、程よい運動による充実感が浮かぶなか、最後は名古屋グランパスの選手のサイン入りユニフォームが賞品となった介護予防クイズを行い、約2時間の楽しい時間は、あっという間に終了となりました。

参加者の水野守男さん(73歳)は「現役時代に名古屋大と試合をしたことがあるので、ここに来るのは非常に懐かしかった。色々なアイディアが用意されていて楽しかった」と満足げ。実業団サッカー経験者の足は鈍っておらず、強烈なシュートで周囲を沸かせていました。また、このイベントは皆勤賞という加藤君子さん(73歳)は「いつもこの教室の前日は楽しみで寝られない(笑)」と満面の笑顔。「孫のサッカーを見ていて自分もやりたくなったので、こういう催しがあるのは非常に嬉しい。回を増すごとに内容も楽しくなっている」とも。このお二方に限らず、参加者、スタッフ全員が終始笑顔で取り組んでいたのが印象的でした。

この日は参加者としても動き回った松永諭 育成普及部参事(61歳)は「今まで子ども向けのサッカー教室などは良い反応を得られていたが、65歳以上の方々の心はつかみきれていなかった。今回はたくさんの笑顔を見ることができ良かったと思う。スクールのコーチたちも頑張ってくれた」と手応えをつかんだ様子。今後の発展を大いに期待させる、良い教室となりました。

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