8月11日（水）に浦和レッズユース（高校１・２年生）27名を対象に「マナー・コミュニケーション研修」が開催されました。
講師は、メディアトレーナー・びわこ成蹊スポーツ大学専任講師の片上千恵さん。
はじめに片上さんから、コミュニケーションの意味について、また、選手を取り巻くステークホルダーについて説明があり、浦和レッズの一員である自覚とそれにふさわしい言動を身につけることの大切さについてお話いただきました。
続いて、実際にマナー・コミュニケーションの基礎となる挨拶、自己紹介のトレーニングを行いました。お辞儀の仕方ひとつでも、アイコンタクト、スマイル、声の大きさ、姿勢などでまったく違う印象を与えることを学び、ビデオで撮影した自分の姿をチェックしながら個別の課題に取り組み、良い印象を与える挨拶の練習を繰り返し行いました。
最後に、模擬サイン会を実施。それぞれが選手役、営業・広報などクラブスタッフ役となりロールプレイングを行うことで、大きな声が出せているか、アイコンタクトやスマイルがあるか、挨拶にファンへの感謝が感じられるか、会話がなりたっているかなどのポイントをチェックし合い、研修の集大成としました。
受講した選手からは、「普段何気なくしている挨拶がどれだけ人に大きな印象を与えるかがわかった」「まず声の大きさが大事だと思いました。『語先後礼』をしっかり覚えておき、先ずは自分から挨拶をしていきたい」「浦和レッズのエンブレムをつけている者として必要なマナーなど知ることで自分たちの立場や責任を改めて感じることができました」という感想があり、クラブの一員として日頃の行動や言動を振り返るよい機会となりました。
