8月22日（木）にV・ファーレン長崎 アカデミー（中学２・３年生、高校１年生）37名を対象に「コミュニケーション基礎研修」が、諫早市たらみ会館にて開催されました。
講師は、ＦＢＳ福岡放送のアナウンサー浜崎正樹さんと豊原慎二さん。浜崎さんはサッカーや野球などのスポーツ番組を担当し、Ｊリーグ選手へのインタビューなども数多くされているベテランアナウンサーで、豊原さんはザスパ草津（現・ザスパクサツ群馬）に在籍していた元プロサッカー選手。
まずは、浜崎さんから、コミュニケーションとは「伝える」のではなく「伝わる」ことが大事、そのためには「聞き手の準備ができるよう結論から言う」など日頃アナウンスの現場で心がけていることをお話いただきました。
続いて、実践編。アナウンサーが実際に行っている発声練習を教えていただきトレーニングをしました。選手たちは、プレー中自分の思いを伝えるために声を出すことがいかに大切なことかを実感した様子でした。
最後に、豊原さんから、高校時代にプロを目指してどんな努力をしていたのか、プロ選手時代に感じたこと、その後大学に入りアナウンサーを目指した経緯などご自身の体験談を語っていただき、選手へアドバイスをいただきました。
受講した選手からは、「結論から言うことで聞き手の準備ができると聞いて本当だなと思った」「自分ももっと声を出して常に自分の考えを持ち相手と話したいと思う」「最後に浜崎さんから『為せばなる、為さねばならぬ何事も』の言葉をいただいたが、行動を起こさないと自分の夢には届かないので、一歩ずつ前進できるように努力したい」という感想があり、選手一人一人に刺激となった研修となりました。
