大宮アルディージャでは8月22日（木）～10月6日（日）にかけて、Jr.ユース所属選手（U-13）17名を対象とし、Ｊリーグ版［よのなか］科を実施しました。
今回がクラブで初めての取り組みとなる［よのなか］科は、全5回のプログラムで行われ、クラブの経営、Ｊリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、5年後のキャリアイメージプランについて考えました。進行役は佐藤勝彦ジュニアコーチが務めました。第1回から第4回目までは志木クラブハウスにて、最終回となる第5回目はオレンジキューブにて実施しました。
第1回「Ｊクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」では、ゲストティーチャーに鈴木茂取締役社長が登場し、Ｊクラブの経営について説明し、選手たちへメッセージを送りました。
第2回「Ｊクラブがめざすものを考える」では、クラブの行っているホームタウン活動を振り返りながら、その目的やホームタウン活動の必要性などについて理解を深めました。
第3回「Ｊリーグをとりまく職業を考える」、第4回「職業と意志・役割・能力の関係について考える」では、ゲストティーチャーに事業本部営業グループの相澤敦子さん、FM NACK5「ARDIJA HOT LINE」の制作や取材、またホームゲームでの場内放送プロデューサーを務める畠山孝志さんが登場し、職業の社会的な意義・役割や、役割を担う能力・スキルの必要性を学びました。
最終回の第5回「自分のキャリアイメージプランを考える」では、選手たちが自分の5年後の将来像を描き発表しました。また、サプライズゲストとして、ユースの1期生でもある金澤慎選手（MF/背番号23）が登場し、選手たちへメッセージを送りました。その後は、練習が終わったトップチームの選手たちとオレンジキューブの食堂で一緒に昼食をとり、グラウンドでトレーニングを行いました。
選手たちは5つのプログラムを通して、Ｊリーグの産業構造やサッカーにかかわる様々な職種があることを知りました。また自らの将来のキャリア形成への意識が高まり、競技者としての人間性・社会性の形成、コミュニケーション能力の必要性を理解しました。
なお今回は、2013年度Ｊリーグ版[よのなか]科ファシリテーター養成講座（※）の一環として開催されました。
※キャリアデザイン支援プログラム [Ｊリーグ版よのなか科]ファシリテーター養成講座 開講のお知らせ
