10月16日（水）、徳島ヴォルティスでは、木下淑晶選手、藤原広太朗選手、佐々木一輝選手、李栄直選手の新人4名を対象に「OB交流会」が開催されました。
講師は、高橋健史さん（元・徳島。現在はFC大阪 クラブ事業部ディレクター 兼 FC大阪CRAVO監督）。
高橋さんは、大学卒業後、2007～08年に徳島ヴォルティスに所属、その後3年間はFC大阪でプレーを続けながら社員としてフロント業務も行う立場となり、現在は、スポンサー営業、選手契約・選手補強、スクールやイベント、地域や行政との関係づくりなどフロント業務を一手に担当する傍ら、女子チーム「FC大阪CRAVO」の監督も務め、忙しい日々を送っています。
徳島ヴォルティスでプロ1年目を過ごしている選手たちには、まだ「セカンドキャリア」といってもピンとこない様子でしたが、高橋さんから「選手に専念できる今を大切にしてほしい。1日のうち、トレーニングや体のケア、リフレッシュなどサッカーに費やす以外にも使える時間はたくさんある。自分は徳島に所属していたとき、監督によって選手との接し方や話しかける言葉、モチベーションを上げる方法などの違いを目の当たりにし、人を教えるということに興味を持ち教職を取ることを考え始めた。たとえ30分でもサッカー以外のことで経験や幅を広げることがのちのち影響してくる」というアドバイスをいただき、なるほどと思ったようです。
最後に高橋さんとの質疑応答を終え、選手からは「自分が興味を持っていることは少しずつ深めていくことも大事だと感じた」「今はサッカーに集中しなければいけないが、1日の少しの時間でも他のことを考えられるようにしたいと思った」との感想が寄せられました。
徳島ヴォルティスの「ヴォルティス日記」も参照ください。
