10月17日（木）、愛媛FCトップチーム選手22名を対象に「OB交流会」が開催されました。
講師は、外池大亮さん（元・平塚-横浜FM-大宮-横浜FM-甲府-広島-山形-湘南。現在は株式会社スカパー勤務）。
「サッカー選手について考える」をテーマに、外池さんから「プロサッカー選手とは何か」「好きなことを仕事にするというのはどういうことか」といったお話がありました。
11年のプロ生活を送られた外池さんは、30歳ごろからサッカー選手の仕事とは何かについて考えるようになったそうです。きっかけはオフシーズンのときに行ったインターンシップ。「サッカー選手は閉ざされた空間で生活している。サッカー以外の人と接点を持ち自分の仕事を客観的にとらえることで、改めてサッカー選手としての価値を高めることができた」とのこと。そして、選手たちにも「あなたは、なぜ今Ｊ２の愛媛FCでサッカーをやっていますか？」と、今の自分と向き合ってほしいという問いかけがありました。
最後にキャリアについて「選択肢を多く持つこと、そして、捨てた選択肢の数だけ『覚悟』が固まる」というアドバイスをいただきました。
終了後、選手たちからは「今まで考えていなかったことを考えることができ、自分と向き合う時間になった」「備え、準備することが引退後の選択肢につながることが改めてわかった」「日頃から自分を客観的に見れるよう努力していきたい」「今からいろいろな業種の人たちと話す機会があれば自分の見聞を広げていくことも大切」との感想が寄せられ、セカンドキャリアについて多くの気付きがあった時間となりました。
