10月5日（土）～10月20日（日）にかけて、横浜FCにおいて、Ｊリーグ版[よのなか]科がジュニアユースＵ－１４（中学2年生）の選手19名を対象に実施されました。
プログラムの進行役は、アカデミースカウトディレクター兼育成マネージャーの太田隆一さん。
横浜FCでの[よのなか]科の取り組みは2年目となります。5回のプログラムでは、クラブの経営、Ｊリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、5年後のキャリアイメージプランについて考えました。
第1回「Ｊクラブをとりまく”お金”から仕組みを考える」では、ゲストティーチャーに北川浩史社長が登場し、Ｊリーグクラブの経営や横浜FCの現状、世界と日本のクラブ比較など非常に興味深いお話を頂きました。
第2回「Ｊリーグがめざすものを考える」では、横浜FCが取り組むホームタウン活動とはどのようなことなのか、そしてそこにはクラブとしてどのような思いがあるのかというお話を聞きながら、Ｊリーグの理念について学びました。
第3回「Ｊリーグをとりまく職業を考える」、第4回「職業と意志・役割・能力の関係について考える」では、ゲストティーチャーに（株）オフィスショウの代表取締役である池田省治さんと横浜FCトップチーム主務の下久保勇樹さんが登場し、プロフェッショナルなお話を聞きながら職業の社会的な意義・役割や、役割を担う能力・スキルの必要性を学びました。
最終回の第5回「自分のキャリアイメージプランを考える」では、選手たちが自分の5年後の将来像を描き発表した後、普段は担当コーチとしてＵ－１４の選手たちを直接指導している藪田光教コーチの夢先生で自分の幼い頃からプロサッカー選手として夢を叶えるまでのプロセスを熱くお話頂きました。
参加した選手たちは5つのプログラムを通して、Ｊリーグの産業構造やサッカーに関わる様々な職種があることを知りました。また自らの将来のキャリア形成への意識が高まり、競技者としての人間性・社会性の形成、コミュニケーション能力の必要性を理解しました。
なお今回は、2013年度Ｊリーグ版[よのなか]科ファシリテーター養成講座（※）の一環として開催されました。
※キャリアデザイン支援プログラム [Ｊリーグ版よのなか科]ファシリテーター養成講座 開講のお知らせ
