7月15日（火）～7月27日（日）にかけて、ＦＣ東京では、Ｊリーグ版[よのなか]科がＵ－１５深川（中学2年生18名）、とＵ－１５むさし（中学2年生17名）の選手を対象に実施されました。プログラムの進行役は、育成部の遠山大貴さん。
ＦＣ東京での[よのなか]科の取り組みは4年目となります。5回のプログラムでは、クラブの経営、Ｊリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、5年後のキャリアイメージプランについて考えました。
第1回「Ｊクラブをとりまく”お金”から仕組みを考える」ではゲストティーチャーに阿久根謙司社長が登場し、クラブが取り組む実際の経営について説明がありました。そして自ら考えて行動できる「自立」した選手になってほしいとメッセージをいただきました。
最終回の第5回「自分のキャリアイメージプランを考える」では、ホームゲーム開催日の味の素スタジアムで実施し、選手たちは自分の5年後の将来像を描き発表しました。その後ロッカールームを見学、選手バスを出迎え、試合前の権田修一選手にアドバイスを頂きました。小学生からスクールに所属し、U-15、U-18とアカデミー出身の大先輩にあたる権田選手から「大きな夢を持つこと」、「クラブのエンブレムを背負う誇り」について熱いメッセージを頂きました。
参加した選手たちは全5回のプログラムを通して、「自分で考える」、「仲間と考える」ことの大切さを学び、それらは全てサッカーと繋がっていることを感じました。また、多くの人に支えられてサッカーができることを改めて自覚したようでした。具体的にキャリアイメージプランを描くことで、多くの選手が「プロになりたい」から「プロになるんだ」という強い意志を持つ機会となりました。
なお今回は、2014年度Ｊリーグ版[よのなか]科ファシリテーター養成講座（※）の一環として開催されました。
※キャリアデザイン支援プログラム Ｊリーグ版[よのなか]科ファシリテーター養成講座 開講のお知らせ
