8月30日（土）～9月21日（日）にかけて、カマタマーレ讃岐において、Ｊリーグ版［よのなか］科がＵ１３（中学1年生）に所属する20名の選手を対象に実施されました。
プログラムの進行役は、アカデミーダイレクター兼Ｕ１５監督の高見慎司さん。
カマタマーレ讃岐では、［よのなか］科の取り組みは、初めての実施となります。全5回のプログラムでは、クラブの経営、Ｊリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、５年後のキャリアイメージプランについて考えました。
第1回では、クラブの社長になったつもりで、クラブ経営を具体的に考えました。ゲストにカマタマーレ讃岐の社長に来ていただき『実際の経営』についてや『普段の取り組みの大事さ』等の話をしていただきました。
第5回では、自分の5年後のキャリアイメージプランを作成しました。作成のグループワークでは、選手、保護者、スタッフが意見を出し合い協力して完成させました。
そして、一人ずつみんなの前で自分の5年後の姿を発表しました。
最後に昨年までトップチームで活躍していた現U18コーチに自分の中学時代のことU13の5年後の18歳の時のことプロを意識しだした時のこと、プロデビューした時のこと、実際プロになるためにどんなことをして何を考えていたか等を話してもらいました。そしてトップチームの高橋泰選手から頂いたメッセージ映像を見て終了しました。
今回のプログラムでは、自分の意見を相手に伝えること、人の意見を聞いて自分の考えを広げること、また、相手の立場に立ち物事を考えること、仲間と考えを共有し答えを導くこと等学ぶことがたくさんありました。
自分が作成したプランに近づけるように『大きな意志』を持ってこれから行動してほしいと思います。
なお今回は、2014年度Ｊリーグ版[よのなか]科ファシリテーター養成講座（※）の一環として開催されました。
※キャリアデザイン支援プログラム Ｊリーグ版[よのなか]科ファシリテーター養成講座 開講のお知らせ
