９月６日（土）～９月27日（土）にかけて、サガン鳥栖において、Ｊリーグ版[よのなか]科がジュニアユースＵ－１４（中学2年生）の選手34名（鳥栖・唐津）を対象に実施されました。
プログラムの進行役は、Ｕ－１３担当の田中智宗さん。
サガン鳥栖での[よのなか]科の取り組みは２回目となります。５回のプログラムでは、クラブの経営、Ｊリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、５年後のキャリアイメージプランについて考えました。
第１回「Ｊクラブをとりまく”お金”から仕組みを考える」では、ゲストティーチャーに永井隆幸強化部長が登場し、Ｊクラブの経営や契約の話等をして頂き、普段なかなか聞くことの出来ない話に選手達は集中して聞いていました。
第２回「Ｊリーグがめざすものを考える」では、サガン鳥栖の歴史や活動、プロ選手のグラウンド以外での地域貢献の様子などを知り、Ｊリーグの理念について学びました。
第３回「Ｊリーグをとりまく職業を考える」、第４回「職業と意志・役割・能力の関係について考える」では、ゲストティーチャーにサガン鳥栖運営の森田卓さん、サガン鳥栖オフィシャルカメラマンの増田泰久さんが登場し、現在の仕事に対するお話を聞きながら職業の社会的な意義・役割や、役割を担う能力・スキルの必要性を学びました。
最終回の第５回「自分のキャリアイメージプランを考える」では、選手たちが自分の5年後の将来像を描き、発表しました。その後、去年から今年にかけたサガン鳥栖ファミリーの映像、開幕戦前のモチベーションビデオを視聴し、終了いたしました。
今回、プログラムに参加した選手は、Ｊリーグやクラブの産業やサッカーに関わる様々な職種があることを知りました。また自らの将来のキャリア形成への意識が高まり、競技者としての人間性・社会性の形成、コミュニケーション能力の必要性を理解しました。
なお今回は、2014年度Ｊリーグ版[よのなか]科ファシリテーター養成講座（※）の一環として開催されました。
※キャリアデザイン支援プログラム Ｊリーグ版[よのなか]科ファシリテーター養成講座 開講のお知らせ
