10月29日、清水エスパルスの齊藤俊秀アンバサダーが静岡県立島田工業高校にて行われた静岡県教育委員会主催の「トップアスリート派遣事業」のサッカークリニックに講師として参加しました。
これはエスパルスが、サッカーを通じて地域社会への貢献を目指す活動として静岡県教育委員会と共に行う活動で、ジュニアスポーツ全体の育成のため、中学校の運動部にトップアスリートを派遣し、中学生が直接指導を受けられる機会を設け部活動の活性化を図ること目的としています。
今年度2回目の今回は、島田工業高校の芝生のグラウンド完成記念として実施。もともとあった人工芝グラウンドの周囲に同校の生徒たちが天然芝を植え、このほど約5,000m2の手作りの芝生グラウンドが完成したもので、クリニックに先駆けて完成記念式典も行われました。
サッカークリニックには、島田市立金谷中学校、同六合中学校、同島田第二中学校の各サッカー部員計76名が参加。まずは完成したばかりの天然芝の上でウォーミングアップ。『１、２、あ。４、５、い。７、８、う．．．』といったように３の倍数でアイウエオを混ぜる掛け声は、とても頭も使う体操で、生徒たちも四苦八苦。
続いて、リフティング、キックなど実演を交えて基礎技術の指導を行いました。その後は６チームに分かれてミニゲーム。辺りはすっかり日も暮れ、ナイター照明が灯りました。最後に、齊藤アンバサダーとのリフティングリレーをチーム別に行い、約１時間半のクリニックを終了しました。
閉講式で齊藤アンバサダーは、手入れの行き届いたスパイクとぼろぼろのスパイクを手に取り、手入れの大切さを教えました。スパイクなどの用具のみならず、完成した芝生のグラウンドのメンテナンス、そして自分自身を磨いてくださいとメッセージを送りました。
静岡県教育委員会様、静岡県立島田工業高校様、そしてお集まりいただいた関係者の皆様、誠にありがとうございました。エスパルスは今後も積極的に地域貢献活動を行なっていきます。
