10月4日（土）～11月3日（月・祝）にかけて、ギラヴァンツ北九州においてＪリーグ版［よのなか］科がジュニアユースＵ－１４（中学２年生）の選手16名を対象に実施されました。
プログラムの進行役は、U-14コーチの日高智樹さん。
ギラヴァンツ北九州での［よのなか］科の取り組みは2回目となります。全５回のプログラムでは、クラブの経営、Ｊリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、５年後のキャリアイメージプランについて考えました。
第１回『Ｊクラブをとりまく”お金”から仕組みを考える』ではゲストティーチャーに横手敏夫社長がTOPチームのユニフォームを着て登場。背番号はなんと4桁の1040。「トシオと読みます」とのコメントに、選手たちから笑みがこぼれました。また、クラブが取り組む経営の説明や赤字を出さないためには等の説明がありました。3年後の2017年には、北九州市が建設する新スタジアムが小倉駅の北口に完成します。近い将来、自分自身がギラヴァンツ北九州のプロ選手になってプレーするイメージをさせると選手たちは目を輝かせて話を聞き入っていました。
第４回『職業と「意志」「役割」「能力」の関係を考える』では、競技・運営部の大西拓樹さんと地元で活躍するカメラマンの瀬口陽介さんをゲストティーチャーとして招きました。大西さんからは、サッカーに関わる仕事をなぜしているのか？どんなことが大変で・どんなことをすると達成感を得られるのか等、今の仕事に対する自分の意志と役割、そのために必要な能力を子ども達が理解しやすく丁寧にお話していただきました。
最終回の第５回『自分のキャリアイメージプランを考える』では、選手たち全員が自分の５年後の将来像を描き発表しました。地元北九州市出身である池元友樹選手をキャリアイメージ選手としてピックアップし、自分たち自身とリンクさせ将来のイメージを膨らませることができました。
参加した選手たちは５回のプログラムを通して、自分の将来像を具体的に描くことを経験し、今まで以上にプロになりたいという意志が強くなったようです。
なお今回は、2014年度Ｊリーグ版[よのなか]科ファシリテーター養成講座（※）の一環として開催されました。
※キャリアデザイン支援プログラム Ｊリーグ版[よのなか]科ファシリテーター養成講座 開講のお知らせ
