Ｊリーグは、本日開催した理事会で、２０１６シーズンより「Ｊサテライトリーグ」を再開することを決定いたしました。
Ｊサテライトリーグは、Ｊリーグの理念の具現化を念頭に、18歳から23歳の選手の試合出場機会を創出し、将来有望な選手の強化・育成に寄与することを目的とし、Ｊ１クラブのうち参加を希望するクラブを対象に開催するものです。参加クラブは以下の通りです。
なお、試合日程および対戦カードは、明治安田生命Ｊ１リーグの日程確定後に調整し、決定次第発表いたします。
【Ｊサテライトリーグ 参加クラブ】
ベガルタ仙台
鹿島アントラーズ
川崎フロンターレ
横浜Ｆ・マリノス
湘南ベルマーレ
アルビレックス新潟
名古屋グランパス
ヴィッセル神戸
サンフレッチェ広島
■Ｊリーグがこれまでに行ってきた18歳から23歳の選手強化施策
・規約第42条（ベストメンバー規定）の緩和
・育成型期限付移籍（Ｕ－２３）制度の導入
・Ｊ３リーグの設立
・Ｊリーグ・アンダー２２選抜のＪ３リーグへの参加（2014、2015シーズン）
（参考：Jサテライトリーグ（1993～2009）休止の経緯）
・日程面
Ｊ１・Ｊ２リーグ戦の土日分散開催、リーグカップ戦、ＡＦＣチャンピオンズリーグ等の日程の関係から、サテライトリーグの日程調整が難しくなった。
・クラブ経営面
運営経費、遠征費のクラブ負担が大きく、各クラブの選手保有数が減少傾向にあり、チーム編成が難しくなっていた。
・選手強化／試合環境面
第2種（ユース）年代の大会日程の過密化もあり、各クラブのサテライトチームの選手編成にばらつきが発生した。
地域ごとに「非公式リーグ戦」の開催が始まり、試合機会を得られるクラブも出てきた。
