8月25日（木）、京都サンガF.C. トップチームの若手選手とU-18の選手を対象に「メディア・トレーニング」を実施いたしました。
講師は、メディアトレーナー・片上千恵さん。
これからインタビューを受ける機会が増える若い選手に向けて、自身の置かれた立場を自覚し、発するコメントの影響力を理解すること、あわせて試合後のインタビューひとつにおいても選手の価値を高めるようなコメントができるよう、相手の心に響くコメントのコツを習得することを目的として行われました。
はじめに、片上さんから「ブランディング」について説明があり、プロサッカー選手としてブランディングの必要性を学びました。ブランディングの第一歩として、個性を出したコメントについて、自分の特徴を身近なことで振り返りながら自分の言葉で語ることに挑戦しました。
最後には、テレビ番組に出演するという設定で全員が模擬インタビューを受け、撮影した映像を見ながら、自分のクセや声の大きさ・トーン、コメントの内容などについて振り返りを行いました。
参加した選手からは「インタビューはいままで軽い気持ちで考えていたけれど、気を付けないといけないポイントが多かったし、何より自分を売り出すチャンスなのでもっと大切にしていきたい」「自分の個性を出すために、普段から言葉を丁寧に具体的に表現していくことはとても重要だと思いました」「自分のインタビュー映像を見て、目線がおかしかったり声が聞きとりづらかったりしたので、反省点を生かして受け答えをしていきたいと思います」「伝えたいことを自分らしくはっきりと大きな声で話すこと。自分の言葉で伝えること。無意識にしてしまっている手遊びや姿勢は普段から気を付けて直していきたい」などの感想が寄せられました。
写真協力/京都サンガF.C.
