8月23日（火）、浦和レッズのトップチーム選手とスタッフが参加し、ＳＮＳ研修が開催されました。
講師は上田大介さん。各界のスポーツ選手を対象にソーシャルメディアがもたらす影響やリスク・効果的な活用法を伝える活動を行っています。これまでＪリーグでも、新人研修や各クラブのトップ選手、アカデミー選手への研修で、何度も講師を担当されています。浦和レッズでのSNS研修の開催は今回初めてとなりました。
研修ではまず、Jリーグ選手にとってソーシャルメディアは身の回りに存在する様々なリスクのうちの一つであることを確認し、自分自身やクラブの価値を守るために必要な、Twitter、LINE、Facebook、Instagramなど各ＳＮＳを利用する際の具体的なリスク対策について学びました。
その後、選手自身やクラブの価値を高めるための、ソーシャルメディアの活用法や秘訣を、具体的なＳＮＳの事例をまじえながら紹介、伝授していただきました。
研修はトレーニング直後に行われましたが、そのなかでも選手たちは疲れを見せず最後まで集中して受講している姿が印象的で、時折「へぇー」という声が上がるなど、しっかりと講師の話に耳を傾けていました。研修中は、講師と選手がコミュニケーションをとりながら、終始明るい雰囲気で行われました。
研修後、選手からは「今後の自分にとって必要なことを学ぶ時間だった」、「過去のことも全て見られているという自覚を持たないといけないことを学んだ」、「ＳＮＳを始めようと思った」、「日常生活の行動、言動から気を付けることが大切だと思った。ＳＮＳの使い方をもう一度考え直したい」、「使い方次第では自分の価値を高めることができる。一方で自分の人生が一瞬で崩れる可能性も潜んでいる」、「ＳＮＳとうまく付き合うことは大事だと改めて感じた」、「研修がとても面白かった。集中して聞くことができＳＮＳの大切さを学べた。良いことも怖さもあるので気を付けたい。一番はサッカーに集中するためにやりたい」など感想が寄せられ、改めて、ＳＮＳの影響力の大きさとリスクマネジメントの重要性について、多くの気づきがあったようです。
写真協力/浦和レッズ
