8月24日（水）大分トリニータでトップチームの若手選手を対象に「マナー・コミュニケーション研修」が開催されました。
講師は、Ｊリーグトップパートナーである株式会社アイデム 人と仕事研究所の佐藤三佳さん。新人研修をはじめとし、今までにも多くのＪクラブで講師を務めていただいております。
研修の冒頭、大分トリニータの榎社長が登場し、大分トリニータの選手として選手ひとりひとりに求めること、自覚してほしいことをお話されました。内容は「①５Ｓの徹底」「②ＰＤＣＡでやってみよう」「③多くのステークホルダーとともにクラブを自らが創る」というもので、プロサッカー選手である前に一人の社会人であること、自分たちが多くの人に支えられていること、そして、大分トリニータのイメージを創るのは選手ひとりひとりの行動、言動であることをお話されました。
榎社長からのメッセージが終わると、佐藤先生にバトンタッチ。大分トリニータの代表としてステークホルダーの方々に感じ良く対応できるようになることを目標に研修がスタートしました。
はじめに、接遇の公式「１００－１＝０」や第一印象の重要性について学び、一人一人の立ち居振る舞いや言動が、クラブやＪリーグの価値を創ること、ひいてはそれがサッカー界全体の価値につながることを理解しました。
次に、挨拶の基本である表情や姿勢、お辞儀のトレーニングをした後、「応接室でのマナー」「名刺交換の仕方」を学び、最後に２人１組になって「お客様のところに訪問した際の受け答え」のロールプレイングを行いました。
「名刺は顔だと思って丁寧に扱うこと」と教えられた選手たちは、逆向きに名刺を渡すなど最初は慣れない手つきで名刺交換をしていましたが、何度かチャレンジするうちにみるみる上達、先生との名刺交換テストにも無事全選手が合格し、マナー・コミュニケーション研修は終了しました。
参加した選手からは「普段の生活からしっかりとした挨拶を実践してみようと思う」、「上座、下座の位置を知ることができて良かった。これからは考えて対応したい」、「これまでは名刺交換の仕方が良く分からなかったが、今日しっかりと学ぶことができて良かった。そのなかで、相手の方への印象を大事にすることを学んだので、これからは自信を持ってやっていきたいと思う」、「今回学んだことを活かして、普段の挨拶を意識する、また営業同行に向けて頑張りたい」と様々な新しい学びがあった様子。
選手は、近々、営業同行が予定されており、表情や姿勢、名刺交換など、今回学んだことを活かして「大分トリニータの代表」として行動してくれることを期待しています。
写真協力/大分トリニータ
